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テーマ:山歩きの楽しみは・・(374)
カテゴリ:日帰り温泉の話
今日は昨日と打って変わり、一日中雨模様でした。
さて、昨日の続きです。 昨日行ってきたところは、「岩間の噴泉塔群」。正式には国の特別天然記念物に指定された「噴泉石炭華塔」というもので、昨年も行こうとしましたが道が荒れていたので、途中の岩間温泉元湯までで帰ってきました。その時の記事はココ。 今年は道が整備されたと聞きましたので、改めて行ってきました。 まずは岩間温泉から断崖絶壁にへばりつくように走る下を見たら絶句する県道で新岩間温泉へ。この温泉には山崎旅館という宿もありますが、昨年に続き今年も休業しています。なんか設備が壊れて営業を休んでいると聞きましたが、今年で2年目となりちょっと心配。 旅館は休業ですが、駐車場はほぼ満車という皮肉な状態。これより、一般車両通行止めの林道を歩いて、岩間温泉、新岩間温泉の源泉がある岩間温泉元湯へ向かいます。 まあ、普通なら1時間もかからないでしょうが、寄り道好きの我が家はたっぷり1時間半もかけて歩きました。 【林道で見つけたもの。写真左上から時計回りで】 花びらが「大の字」になっているダイモンジソウ、たぶんアカソ(イラクサ科)、栃の実とどんぐり(発育不良だがたぶんミズナラ)、たぶんサラシナショウマ……以上、間違っていたらごめんなさい。 露天風呂がある岩間温泉元湯からは山道となります。草刈りもされ要所要所補修がなされていますが、途中数カ所には「足を滑らせたら絶体絶命」と思える危険なところもあり、気をつけて歩かないといけません。岩間の噴泉塔までは40分とありますが、ここも1時間くらいかかりました。急な下りで一気に川原まで降りると、そこには湯気がもうもうと立ち込める噴泉があります。 以前は別の場所から、その名のとおり鍾乳石の石筍みたいな石炭華の塔の先から熱湯を吹き上げていましたが、そこからは出なくなり、今では写真↓のように熱湯の温泉がドバドバと流れ出ています。 緑色のものはバイオマットという生体鉱物なんだとか。高温の温泉に生息する微生物で、温泉の吹き出し口などでよく見られるとか。 【写真左上から時計回りで】 バイオマットのアップ(それにしても織部焼みたいな色合いだ)、温泉の流れ出た部分は川床が色鮮やかな石灰華で覆われる(このあたりの川の水は熱湯に近い)、娘と妻は足湯で大喜び、お父さんは熱湯の温泉でカップヌードルを作る。 熱湯がまさに湯水のごとく使い放題とあれば、まずは温泉たまご、そしてレトルトのご飯、ついでにカップヌードルも作れるのではと、やっぱり食い物と結びついてしまう性な私。ぜ~んぶ持って行って試してみましたよ。 ま、レトルトの赤飯は普通に美味しかったし、温泉水で作るカップヌードルもエビがぷりぷりしていつもより美味しく感じました。それに温泉たまごは、思ったより固ゆでになってしまいましたが、でもでも美味しい! まあ歩いた後と、断崖絶壁に囲まれた渓流というロケーションがさらに美味しく感じさせてくれるのかもしれませんね。 それにしても、国の特別天然記念物でこんなことして怒られないかなぁ? あはは。 ◎豆本・オリジナル手帳・製本 豆本工房 わかい 人気blogランキング参加中 よろしければクリックしてくださいませ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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