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テーマ:食べ物あれこれ(50338)
カテゴリ:都道府県別美味いもの図鑑
今日は、休日出勤でした。同じように出勤している同僚と、「給料は上がらないし、忙しいし、このままじゃ先行き不安。みんなで金出しあって畑を借りて、副業に農業をしようか」なんて話で盛り上がる。
休日に出勤して何の話をしているんだか 太平洋側で雪が降っているようですね。雪国の金沢の今日は雨時々ミゾレです。 さて皆さん、かつて、この名物研究所ブログの柱となる「都道府県別のご当地の美味しいもの」というシリーズがあったのを覚えているでしょうか? 最後は私のふるさと、神奈川県のPart1を書いたのが2006年8月……。ずいぶんたちましたが(笑)、思い立って、その続きのPart2を書きました。って、前回の話なんか忘れていますよねぇ。そんな方はコチラをご覧ください。 ちなみに、前回は神奈川県民とシウマイの話を書きました。 All Aboutの田舎暮らし「トカイナカを満喫!神奈川の田舎暮し」というコラムによれば、神奈川県は「焼売の一世帯あたりの購入金額/1位」だとか。しかも、餃子より焼売の購入金額が多いのは全国でも横浜だけらしい。 宇都宮だ、浜松だと、ギョウザで対抗意識を燃やしているのを尻目に、クールにシウマイを食べる。その辺がいかにも神奈川県民らしいところです。 シウマイはさておき、その他の神奈川県の名物をさらに探っていきましょう。 神奈川県は江戸時代の東海道、そして文明開化の横浜とさまざまな文化の交流があり、そこから生まれた食も多いといえます。すき焼きの元になった牛鍋は横浜が発祥なのは有名ですね。 では、神奈川県の名物といわれるものを思いつくままに取り上げてみましょう。 ◎小田原のかまぼこ……ご存知、板付きかまぼこの代表格。本場の名店のものは高いけど美味しい。たかがかまぼこ、されどかまぼこである(なんのこっちゃ?) ◎小田原の梅干……東海道五十三次の宿場として栄えた小田原には古くからの名物が多い。今でこそ梅干しといえば紀州だが昭和までは梅干しといえば小田原だった。 ◎大涌谷の黒たまご……箱根・大涌谷特有の酸性熱泥でゆでた真っ黒なたまご。1つ食べると7年寿命が延びるという。 ◎湯河原のみかん……関東でみかんの産地といえば湯河原だった。冬は気候温暖な湯河原でみかん狩りをするのが昔は流行っていた。ミカン色の湘南電車に乗って家族で出かけた思い出をお持ちの方も多いのでは? 電車とミカンといえば冷凍ミカンというの懐かしい。 ◎鯵の押し寿司……相模湾で多くとれていた小鯵を使った押し寿司。東海道線の名物駅弁として大船軒(大船駅など)と東華軒(小田原駅など)の二社がしのぎを削る。 ◎相模湾の干物……相模湾沿いには、日照とか湿度の関係もあるのか他所では出会えない絶品の干物が多い。湯河原の温泉街にあるひもの屋の鯵の干物が特に好き。 ◎鎌倉ハム……これが日本で最初に作られたハム。そしてこのハムを使い大船軒が明治時代に駅売りではじめてサンドイッチを発売した。 ◎豊島屋の鳩サブレ……誰もが一度は食べたことがある鳩サブレ。でも、これがどこのお菓子かと聞かれると答えに困る人が多い。屋号の豊島から東京都豊島区の銘菓だと誤解する人もいる。正解は鎌倉である。鎌倉には他にも銘菓がたくさんある。 ◎生しらす丼……茅ヶ崎あたりはしらす漁が盛んなところ。釜揚げしらすはよく食べるが、生しらす丼は未食。湘南ではこれを看板メニューにする店がたくさんある。以前はこんなにメジャーじゃなかったハズだが。 ◎三浦のマグロ……別にここでマグロが獲れるわけでなく、三崎港はマグロの遠洋漁業の基地で水揚げが多いから。マグロの頬肉、目玉など、珍しい部位の肉が売られている。三浦は大根、スイカの産地としても知られる。 ◎横浜の中華まん……巨大な肉まんも良いが、ゴマ餡のアンマンが好きだ。 ◎川崎の焼肉……コリアタウンがあって本場の味が楽しめる。 ◎久寿餅・せき止飴……川崎大師の門前に店が軒を連ねる。甘すぎない黒蜜の葛餅は美味しい。 ◎サンマーメン……その名前を知ったのはそんなに前ではない。ネットで調べると多摩川から静岡にかけて食べられているラーメンというが、多摩川河畔の川崎ではサンマーメンという名称には馴染みがない。写真を見たら川崎で言う「もやしそば」に似ているようだ。 うちのサンマーメンはちょっと具沢山 米スタア謹製 ●恒例? お米チェック 日本穀物検定協会「平成18年の米の食味ランキング」より 神奈川 県西 キヌヒカリ A’ 神奈川県の田んぼって今は少なくなりましたが、私が子どもの頃には、川崎や横浜にもたくさん田んぼがあってザリガニとりに田んぼに入っては農家の人に怒られたり、用水路でドジョウをとったりして遊んだもの。 その頃、横浜の八景島ではのりの養殖が盛んだったっけ。 この30年くらいでそんな風景は激変してしまいました。 私にとっては永遠のふるさと、神奈川県。 老いたら三浦半島か大磯あたりで静かに海を眺めながら暮らしたいな。 久しぶりに復活したこのシリーズですが、だんだん知識の少ない地方に入ってきますので、次回からは「ご飯もの」だけに絞っていきます。相変わらずの「思い立ったら」ではありますが、引き続き全国の名物研究を続けます。 次回は関東の残りひとつ、群馬県を予定しています。 ◎豆本・オリジナル手帳・製本 豆本工房 わかい 人気blogランキング参加中 1日1ポチお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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