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テーマ:北陸の旅(173)
カテゴリ:北陸周辺の旅
金沢城・丑寅櫓跡から兼六園を望む。手前のサクラが咲いたらきれいでしょうね 今日は春分の日。せっかくの休日なので出かけたいものの、外は春の嵐。。。花粉症の身には外出をはばかりたくなりますね。 そんなわけで、日曜日の兼六園の続きでも。 兼六園を観光の訪れる多くの方は、兼六園を一通り散策して帰ってしまいます。 ところが百間堀というお堀(今は道路になっています)を挟んだ金沢城跡へ足をのばす方はぐんと少なくなります。国の重要文化財に登録された石川門がシンボルの金沢城の城跡です。 幾度かの火災でほとんどの建物を焼失してしまいました。往時の偲ぶものは、石川門や三十間長屋、鶴丸倉庫といったわずかに残った建物と、最近再建された五十間長屋と菱櫓。それに、随所に残る石垣です。 この城の石垣は石垣の博物館といわれるくらい、いろいろな種類があって、解説板とにらめっこをしながらめぐるとちょっとだけ石垣に詳しくなれますよ。 防火のため、辰巳用水は逆サイフォンでこの城内に引かれました。昨日紹介した兼六園の噴水も、実はその引水の試験のために作られたものだそうです。 金沢城跡を訪れたわずかな観光客も、せいぜいが再建された五十間長屋を眺めて終わり。兼六園を見下ろす丑寅櫓跡や辰巳櫓跡、そして本丸跡がある一段高い南の方へ足をのばす方はほとんどいません。 ここはかつて大学の植物園があった場所でもあり、今はさまざまな野草が自生しており、街中とは思えない鬱蒼とした環境なんです。眼下に渋滞の車の列を眺めながら、別世界のような緑に包まれるというのもなかなかオツです。 本丸跡近くにあるスタジイの巨木 金沢城跡はぐるっと回って1時間程度。意外と穴場です。 人気blogランキング参加中 1日1ポチお願いします ◎豆本・オリジナル手帳・製本 豆本工房 わかい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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