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テーマ:日々自然観察(9772)
カテゴリ:ちょっと自然と環境の話題
金沢市の山間地、平栗地区ではカタクリの花が咲き始めました。 写真は先週末のもので今はもうちょっとたくさん咲いているでしょう。 この日は小雪が舞う寒さで日差しもほとんどなかったので花がきれいに開かず、ギフチョウも飛んできてくれませんでしたが、それでも山にも着実に春がやってきたことを告げてくれます。 カタクリは、スプリング・エフェメラルと呼ばれる、春先に花をつけて夏まで葉をつけるとあとは地下で過ごす植物の仲間です。上の木の葉が深緑となる夏までに地上での活動を終えることから、「春の儚いもの」「春の短い命」という意味の言葉。別名「春植物」とも言われています。 ちなみに、いつもお邪魔しているまつもとちあきさんのブログによると、カタクリの葉っぱを天ぷらにすると甘くておいしいそうです。またその名前からもお分かりの通り、この根っこからは片栗粉が採れます。食いしん坊の私としては一度は食べてみたいカタクリですけど、今じゃ激減している植物なので、そっと眺めるだけで我慢しています(写真の場所は保護地区で採取は厳禁です!)。
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