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テーマ:日々自然観察(9772)
カテゴリ:ちょっと自然と環境の話題
今回は満開で、一面が紫色に染まるほどでした。そして、今度はギフチョウもたくさん飛んでいましたよ。 そういえば、ギフチョウを見るのはホント久しぶり。 もう5年以上前だったかな。そのときは初めて見たんですが、「なんか蛾みたいな蝶だな」などと口走ってしまったものですから、それ以来、ギフチョウの逆鱗に触れたか、この平栗には何度も行っていますが、見かけることがありませんでした。 久しぶりのギフチョウ。まあ、羽を広げて止まる姿はアレですが、ひらひらと優雅に飛び回る姿、そして鮮やかなストライプの羽の色は、息を呑むほどきれい。 これは蝶の王様といっても過言じゃない、蛾なんてとんでもない……です。 実は、この蝶もカタクリと同様、春のこのわずかな時にしか舞ってくれないんです。 そのはかなさがまた、ギフチョウの魅力でもありますね。 北は秋田県、南は山口県まで広く分布していますが、環境省レッドリスト絶滅危惧II類になっているように、その数は激減しているそうです。 そんな中で、ギフチョウの乱舞が見られるここはとても貴重な生息地。しかも、街なかからそれほど離れていないところにあるのですから、金沢は自然が豊かと言えますね。 ギフチョウさん、もう、過去の失言は忘れてくれたのかと思いきや、どうもそうでもないらしく、まるで「お前なんかに写真を撮らせてやるもんか」とおちょくるように、足元や目の前をひらひらと、それでいてかなりのスピードで飛び回ってくれました。 それでもしつこくカメラで追いかけたら、さすがのギフチョウもちょっと疲れたのでしょうか……、その隙に撮ったのが上の写真です(笑)。
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