昨日は今シーズン初めてスキーへ行ってきました。
相変わらず金沢は雪がありませんが、クルマで15分も行くと一面の銀世界となり、白山ろくのスキー場は新雪が積もりコンディションは最高でした。
もうすっかり子どもたちについて行けなくなっていた私ですが、今年はちょっと違います。
実は秘密兵器を手に入れたんです。それは何かというと「トレッキング用のタイツ」!
最近、山登りですぐに膝が痛くなるので、ずっと欲しいと思っていたんですが、たかがタイツなのに1万円は軽く超えるお値段にビビって手が出ずじまいでした。
ところが帰省途中に寄った軽井沢のアウトレットモールで8000円台で売っているのを見つけて速攻でゲットしちゃいました。
スキー用ではありませんが、筋肉をサポートするものですからよかろうと履いてみたら、中腰が辛くなくなり、重心が下げられるようになって、安定するからスピードも出るようになります。あっという間に点にされていた娘たちにテールトゥノーズで迫る勢いまでに進化。その勢いに少々ビビる娘たちでしたが、いくらサポートがあっても寄る年波には勝てず、2本目の途中から失速……。でも、効果があることは実証されたような。
さて、今年は「生物多様性年」で10月には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議COP10が開催され(クロージングは石川県で行われます)、何かと生物多様性が話題になるはずの年ですが、そんな年頭の昨日、金沢では野生動物に関係する事件がありました。
金沢市内(といってもちょっと郊外の住宅街)で、野生のイノシシが車にひかれ、挟まって動けないでいたところ、通報で駆けつけた猟友会の人に襲い掛かり、一緒に駆けつけた警察官が拳銃で射殺したというもの。
イノシシが急増していることは以前も書きましたが、まさかこんな住宅街で負傷者が出るほどの事態になるとは……。
あるがままが自然であれば、イノシシが増えたことも自然の成り行きには違いないんでしょうが、人間もまた自然の一部とすれば、増えすぎたイノシシはちょっと問題……。
生物の多様性ってつまるところ、人間の存在をどこまで許容するのかによって話は変わってくるような気がします。
まあ、どっかの間抜けな反捕鯨団体は別なのかもしれませんけど。
いずれにしても生物の多様性から目が離せない一年になりそうです。
豆本工房 わかい