話題の映画「アバター」、ようやく観てきました。
ご存じかと思いますが、この映画は劇場によっては3Dで上映されています。いろいろ聞くと、この映画の良さは3Dで観ないとわからないという話。
3Dといっても、イベントのパビリオンとかテーマパークのアトラクションくらいしか観たことがなく、まずは何がどうなっているのか調べてみました。
すると、同じ3Dでも、現在の映画では4通りほどの方式があることを知り、それぞれに特徴があるようです。
で、肝心のうちの近所では、野々市町とかほく市にある映画館が3Dをやっている事がわかり、そのうちの1カ所へ行くことにしました。
そこは「XpanD」という方式で、席によって見え方が違ったりしないのが良いらしいのですが、とにかくメガネが重い。電池内蔵式だそうで、私のように普段メガネをかけている人にとってはさらに重たくなって、手で支えていないとつらくなってきます。
テーマパークのアトラクションならいいのですが、「アバター」は2時間40分ですからね。
ただ、この映画館のシートは、県内で最も広いというだけあってゆったり座って肘掛けにほおづえをつくようにしてメガネを支えて何とか耐えられました。
さて、肝心の映画ですが、ストーリー自体はまあ、想像通りでしたが、3D映画の新しい世界を開いたといわれるだけの映像はすごかった。アメリカではこの映画を観た後、つまらない現実に戻って鬱病になる人が続出しているとか、どっかに書いてありましたが、まあ、そこまではありませんが、この立体感は少々癖になりそうです。
ただ、立体って平面と違い、いろいろなところにピントをあわせないといけないでしょ。目のピントがあうのが遅くなってきた私のような世代にはちょっとつらい。映画が終わった後、目の奥が痛いのなんの(笑)。
そうそう、うちは日本語吹き替え版を観たんですが、それでもたまに字幕が出るんですけど、この字幕がちょっと浮き上がって見えるんですけど、そこにピントをあわせると、メインの絵に戻るときにまたピントをあわせ直すわけで、そのタイムラグが何とも……。年をとるといやですねぇ。でも、字幕版を観なくてほんとよかったぁ。目に自信のない方には吹き替え版がおすすめです。
後で調べたら、近所のもう1館の3Dは別の「Real D」という方式でした。こっちはメガネがとても軽いらしい。
ちなみに、「Dolby 3D」と「IMAX 3Dデジタル」という方式が優れているようです。
どーせ、北陸にはそんな映画館ねえだろうなぁって思ったら、「Dolby 3D」の映画館がなんと、福井県鯖江市にあるようです。「なんで鯖江? もしかしてメガネの町だから??」と思いながらもさすがに映画観るだけに鯖江まで行くのはちょっとねぇ。
最近は半年に1度くらいかな、映画を観に行くのは……。シネコンが増えて、身近で気軽に映画が楽しめるようになりましたが、気になるのが途中にトイレや電話に出入りする人がとても多いこと。
昔は上映前にトイレを済まし、上映中は皆、真剣にスクリーンを見つめていましたが、どうもそういう感覚は薄れつつあるのかな。じっとしていられない子どもが多いって言うけど、親も一緒だし……。こっちは気が散って正直迷惑なんだけど……。
「なんか変だぞ」って映画を観に行くたびに感じています。
いずれにしても3Dが登場して映画館に映画を見に行く楽しみが増えました。
皆さんは、3D映画をご覧になりましたか?
豆本工房 わかい