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久しぶりにお米の話でもしましょうか。
いまうちで食べているのが「萌えみのり」というお米。安かったので30kg玄米で購入しました。秋田産で最近登場した新品種です。萌えキャラのイラストと、アキバで限定販売も行うなど、オジサンにはちょっと縁遠いお米ですが、30kgで買うと愛想のないクラフト紙の袋入りなので、名前以外はそんな「もえ~」ということはない普通のお米。 でも、まあ、この名前はどうもいただけない。 「お宅、なんて言うお米食べているの?」 「萌えみのりですよ」 「えっ、萌え……ですか?」 人前で自分が食べているお米を大っぴらに言うことができない……。 それはさておき、このお米、実はちょっと注目していたんです。 いま、農業を取り巻く環境は厳しいものがあり、稲作を専業でやるのはなかなか難しく、兼業でやるところが多いのは周知のとおりですが、そうなると、なかなか手間をかけることができず、省力、低コストでしかも収量が安定しているという品種が求められています。 このお米は、倒伏に強く、直播栽培でも多収で、食味が良いという、東北地域向けの直播用品種なんだとか。直播ができれば、コストも手間も削減できるんですね。 生産者にとっては夢のようなお米になるかもしれません。 わたしが気になるのはその味。炊きたてやお弁当などいろいろ試してみましたが、決してまずいお米ではないのですが、あっさりしてほぐれやすい性質のようで、白米でいただく限り、あんまり好みじゃありません。粘りと甘み、もっちりとした食感がもう少し欲しいです。 炊き込みご飯やすし飯にすると、けっこういけます。 30kgも買っちゃった……と、ちょっと後悔していましたが、今日、これでチャーハンを作ったら、ごはんがパラパラになってとっても美味しくできました。 改めて、お米の向き不向きがあることを実感させられました。 おそらく、リゾットとかパエリアなどに使うと、インディカ米よりは粘りが強く日本人好みのものができそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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