テレビ番組などでマジシャンがステージで華麗にマジックを披露していたり、最近はかっこいいマジシャンが商店街で人に囲まれた状態で身近な物を使ってマジックをしています。
このようなマジックを見て、すごいと思ったり、不思議と思われるかと思います。
では、マジシャンとは一体どのような職業なのでしょうか?
また、どのようにしてマジシャンになるのでしょうか?このサイトを通じて少しでもマジシャンの不思議に触れて見ましょう。
1、マジシャンに資格はあるの?
A.マジシャンに資格はありません。マジックを一つでも覚え、自らマジシャンと名乗った時からマジシャンになれます。ただしプロマジシャンと名乗るには人からお金をもらってある程度のレベルに達しなければならないでしょう。
2、すごいマジックはどうやってできるの?
A.マジックは基本的には買うものです。マジシャンはマジック作家やマジックを扱うディーラーからお金を出して購入します。安いもので100円均一ショップから高いマジックになると、タネ明かしをしてはならない。という契約を結ぶ事もあります。ステージマジックのもので数百万クラスもあります。もちろん自分で考えたマジック作品もありますが、ほとんどがマジック作家や過去のマジシャンが考えてきたマジックです。
3、誰でもマジシャンになれるの?
A.テレビに出演しているマジシャンも私達と同じ普通の人間ですので誰でもマジシャンになれます。ただし、人前で披露するとなるのでトランプ(カード)を使ってマジックをしたりするので、ある程度練習が必要です。テレビで活躍している「マジシャン セロ」などは、子どもの頃からマジックの練習をして、大会などにも出演してきたので現在があるのです。
4、マジックを勉強してみたいんだけど。
A.まずは、書店でマジックの本を買ったり、おもちゃ屋などでマジックを買ってみましょう。ただし、一般のお店で売っている本、マジックは一般の人でも買えるので、よくあるマジックしかありません。誰もが驚くマジックをするには、一般の人が気軽に買えないようなお店で買うしかありません。最も近道は、マジック好きの仲間が集まるところに行く事です。友達にマジック好きがいない方は、住んでいる近くにマジックサークルが無いか調べてみましょう。また大学によっては、マジックサークルもあり披露している所もあります。
5、マジシャンはどこで仕事しているの?
A.マジシャンは基本サービス業なので、人と人の繋がりが無ければできません。マジシャンが仕事しているのは主に、1、マジックショップの店員 2、事務所に所属し、イベントの盛り上げや結婚式 3、マジックバーの店員 4、クルーズ(船)でのお客さんの接客 などなどがあります。
6、マジシャンの給料は?
A.マジックバーの店員は、月給30万~100万(店長クラス)、また事務所に所属してもまちまちでテクニックや人気次第ですが、15万から100万くらいでしょう。定期的に仕事は入りますが、給料は事務所にも取られます。フリーもいいのですが、よほどお客さんに定着して仕事を取れなければ生きていけません。営業、アポイント、経理関係も全部自分で行わなければなりませんが、給料は高いでしょう。
クルーズ(船)などは3ヶ月くらい船でお客さんに披露できます。給料はめちゃくちゃいいです。
特別編
マジシャンの営業
・マジシャンが生きていく上で、お金をもらわなければなりません。特に多い仕事が営業です。営業は、イベントであったり、公民館だったり、結婚式であったり。マジックは人を楽しませなければなりません。広く言えば、お笑い芸人と同じくくりかもしれません。実際はマギー慎司などはお笑いの部類ですかね。
マジックを披露するに当たって、一番重要なのは、誰に披露するかです。いくら凄いマジックをしても見る対象が的外れでは意味がありません。マジシャンはあらゆる年代、性別に対応するマジックをもたなければなりません。例えばデパート屋上でのマジック披露は、トランプをちまちまやっては見ている人は何をしてるかわかりません。ハンカチやステッキ、イリュージョンに近いマジックをします。結婚式は結構気を使います。切る、破く、壊す、消すなどと言うマジックは極力控えるべきです。披露するマジックは紅白のハンカチ、ロープをつなぐなど、縁起が良く比較的遠くからでも見えるマジックを披露します。マジックバーなどは、逆に若い世代が多いので、相手にコインを持ってもらったり、相手と会話できるようなカードなどが有効です。
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