クラシックどっぷり日記　～音楽回想～

暖かい日が続いたり、寒い日になったりと体調管理が不安です・・。

さあ、前回の大阪フィル演奏会の後半です。

私も幾度となく聞いてきている、サン＝サーンスの交響曲第3番「オルガン付」

ただ、サラマンカホールのオルガンで聞くのは初めてでした。
オルガンの音自体は久々でしたが。

静まりかえった中、三ツ橋さんが登場します。
指揮台はとても高く、本当に違和感のある雰囲気ですが。

いざ、指揮が始まると、澄み切ったヴァイオリンの音色がモヤをかけたよう始まりました。
大阪フィルを聞くのは、初めてなのですが、関西のゴツゴツ系というイメージがありましたが、音に力があり、芯がありました。

曲が好きなこともあり、ドンドン吸い寄せられていきます。
なかなか、岐阜でオルガン付きを聞ける機会はないですからね。

徐々に演奏が高まっていくにつれて、ホールとオケ距離感がなくなっていき、一体になっていきました。

それにオルガンが加わるとさらに音が膨大となり、ホール全体に音色が広がります。
個人的には舞台から少々近かったので、オルガンの音がだいぶ消されてしまっていたのがとても残念でした。
自分が予約した席なので文句は言えないんですけどね。

個人的に好きな、ピアノの連弾もいつ聞いても心地よい音色で、フランス音楽を改めて感じさせてくれました。

本当に、久々に聞いた演奏会。
名古屋まで行く演奏会もいいですし、海外からくるオケもいいですが、地元にわざわざ来てくれる演奏会もとても良いものだと改めて思いました。

アンコールは、三ツ橋さんらしくマスカーニの「カヴェレリア・ルスティカーナ」。
オルガンも加えた壮大な演奏で、なかなか生で聴けない演奏を楽しめました。

大阪フィル、毎年1回岐阜公演に来てくれてありがとうございます。
また、来年も着てくれると思いますので、楽しみにしたいと思います。

久々の演奏会楽しかったです。