子宮内膜症の可能性が高いと診断され、ついに検査結果が出た。
11時過ぎ、病院へ着き予約を入れるため
診察券を取り出し、予約マシンへ挿入しようとすると・・・
「本日は、先生が救急オペのため、外来時間が遅れます」っと
張り紙が貼ってあった。(/・o・。)/ えー
11時15分の時点で、まだ外来患者さんが一人も診察されていないという
ものすごいショッキングな事実を知ってしまった!
きゃぁ~!!
通常でもかなりの待ち時間(3~4時間はあたりまえ)なのに
いつ始まって、いつ終わるんだか・・・?気が遠くなるぅ~
外来の診察が始まったのが12時過ぎだった。
先生も難しいオペの後、休憩時間もなく外来が始まって昼休みも取れず
本当にお疲れだと思うわ。
そんなことを考えていたら、いよいよ私の番。
MRI検査の画像を見せてもらう。
自分の身体を断面で見るというのは不思議な感覚だった。
やはり左の卵巣に内膜症の症状が出ており、大きさはまだ3センチくらい。
では、子宮内膜症の治療はどんなものがあるか?
1.鎮痛剤を使う
月経痛が日常生活に支障をきたすときに使用する。
主にボルタレン(座薬)、ロキソニンなどが使われる。
痛みが強くなる前に服用するのがコツ。
内膜症の進行を止めることにはならない。
2.擬妊娠療法 低容量ピル<ルナベル>の使用
妊娠していないのに、妊娠したような状態にし、内膜症の症状を軽くする。
内膜症の進行の速度を遅らせる。
副作用は、不正出血、悪心、血栓症。
(私の場合、飲み始めて数日間はつわりのような状態が続いた。)
3.擬閉経療法
月経を人工的に止めて閉経上体にする。
○黄体ホルモン剤 <ディナゲスト>
排卵をストップさせて、卵巣からの卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑制。
子宮内膜症を直接抑制し縮小させる効果がある。
副作用は、主に不正出血。
○<ダイナゾール>
男性ホルモン系のステロイドホルモンで、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑制。
人工的に月経を止めて子宮内膜症を直接抑制し縮小させる効果がある。
副作用は、主に肝機能障害、体重増加、男性化(声が太くなったり、体毛が濃くなる)
○<GnRHアゴニスト>
下垂体の機能が抑えられ、性腺刺激ホルモンが分泌されなくなる。
卵巣への刺激がストップするためにエストロゲンが低下し、
閉経と似た状態になり、内膜症病巣の活動や増殖が抑えられる
副作用は、骨粗鬆症、更年期症状。
4.手術
保存手術・・・病巣部のみを切除
根治手術・・・子宮、卵巣または卵管を切除
以上のような方法があるというが、どれにチャレンジするべきなのかわからない。
先生もどれにしなさいとは言わなかった。
どれも副作用があるので、私が決めるしかなかった。
不正出血が続くのも、更年期障害にいきなり突入するのもコワイ。
悩んだ末に、結論が出せなかった・・・(^。^;;
とりあえず漢方薬と鎮痛剤だけ処方してもらい帰って来た。
ついに!子宮内膜症との長い長い闘いが本当に始まった。