くまんちゅな日々♪

それは、10日くらい前のことだった。

「○○さんのお宅ですか？熊谷警察生活安全課の○○です。」
っと女性の声で電話があった。
今、振り込め詐欺の電話が多いので注意してください。
手口は、「熊谷警察です。」っと警官を名乗り、クレジットカードやキャッシュカードが
悪用されたなどと言ってくるので、その場で電話を切ってください。
っとのことだった。

いきなり、そんな話をされても、この電話自体、怪しい？っと疑いたくなる。
そこで、生活安全課の○○さんに、「どうしてうちに電話をくれたんですか？」っと
たずねてみた。
「犯人は電話帳を見て、女性らしい名前のお宅に優先的に電話しているようです。」っと教えてくれた。
へ～そーなんだ。
たしかに、かみさん（＝夫）の名前は男性にも女性にもとれるし、
正しく呼ばれることの方が少ない。
ま、そんな電話がかかってきたらすぐに切ってやる！っとその時は思っていた

そして、今日午前10時半くらい。
いつも使ってるパソコンのすぐ横に電話機(子機）があり、
視界の隅っこの子機のディスプレイに「ガイセン」の文字が見えた。
あれ外線着信しているのに着信音が鳴らないなんておかしいな～
なんて思いながら、元気に「もしもし～」っと出る。
電話の向こうから、いろんな騒音が聞こえガヤガヤしていた。
相手：「熊谷警察ですが、○○キミさん居ますか？」　←キミさんとは、かみさんのこと
わたし：「今、会社なんですよぉ～」
相手：「そうです（か）」　ガチャっ
「か」を言うのと同時に相手が先に電話を切った。
なんてこと！勝手に切りやがったなぁ～！
「キミさん」って、女性（おばあちゃん？）が、居ると思ったのか？
正しい呼び名をあえて教えなくてよかった。
これぞ、まさしく「振り込め詐欺の電話」に違いない！
あ～電話を切られるのが早すぎた・・・
もっと話を伸ばして、犯人のしっぽをつかむまで頑張りたかったなぁ。←変な正義感
相手は30～40代の男性ってことしかわからん。

そして、着信音が鳴らなかった理由がわかった。
電話機に「非通知着信拒否」機能が設定してあるので、
非通知でかけてきた場合は着信音を鳴らさずに自動的に
電話を切るようにしてあったのだ。
相手には、「186を付けて、番号を通知してから、掛け直して下さい」っと
メッセージを流している途中だったのに・・・。
偶然、着信に気がついて出ちまったぜ。(^_^;)

振り込め詐欺の電話の特徴　～まとめ～
その1.電話番号非通知でかけてくる。
　非通知の電話は、すべて出ない方がいいね。
2.電話の音がクリーンでなく、なんとなく騒がしい。
　わざと聞き取りにくい雰囲気をだしているかも。
3.警察官や銀行職員を名乗る。
　どこの警察署の何課の誰とはっきり名前を名乗らない時は、かなり怪しい。


少し前に、親戚のおばさんが、振り込め詐欺の「オレオレ詐欺バージョン」に合い
間一髪で助かったことがある。
孫から「事故を起こしたから、この口座にすぐに200万円振り込んで！」と電話あり。
急いで金融機関窓口へ行き、振り込もうとしたら窓口の人に「振り込め詐欺」の
疑いがあるのでは？っと教えられ、ギリギリセーフ！
なんてことがあった。

今まで他人事だったけど、犯人と会話したと思うとゾォ～っとする。
H22年（1～7月）現在、熊谷市では5件の振り込め詐欺被害が発生。
前年よりも被害は減少しているが、振り込め詐欺の電話は後を絶たないそうだ。