2017年3月10日・・・ついに、埼玉県の公立高校の合格発表の日。
受験してからの1週間が長い。長すぎる!
我が家の受験生・・・3月2日にうなだれて帰ってきて~
持ち帰ってきた問題を一度も見ることなく、自己採点せずに放置。
チラッと見た数学の問題、問1から難易度高すぎる!
従来ならば1問目から数問は、なんとか解けそうだったけど、今年から採用された「学校選択問題」によって
数学と英語が難しくなって、息子にはお手あげだったらしい。
普段から会話はないけど、もっと重い空気になっていた。
私もかみさん(夫)も、もう公立高校合格は100%諦めていた。
2つ併願していた私立高校のどちらに行くべきか?を悩むことに・・・
息子にしてみれば、どちらも見学さえしていないので学校に対しての印象がない。
決め手がないから選べない。
塾で共に頑張った3人の友達の合否を知ってから自分の進路も決めたいことがなんとなくわかった。
ってことで、もんもんと、重い空気、今にも大雨になりそうな暗い雲行きの中で1週間がやっと終わり、私立高校の入学手続き書類を2校分書きあげて、入学金や制服代金を準備して発表当日の朝を迎えた。
ここ数日、明け方に目が覚めてしまったり、熟睡できる日はあまりなかった。
発表が迫っていると思うだけで、緊張して胸が押しつぶされそうになる。
心臓がドキドキからバクバクに変わる・・・
あ~もう、こんな緊張感味わったことない。
どうせ、公立高校の発表を見てすぐに私立高校へ入学手続きに行くわけだから、私一人では荷が重い・・・っとかみさん(夫)に、急きょ、仕事を休んでもらい、親子3人でまずは公立高校の合格発表へ車で向かう。
校内に入ると、みな同じ方向を見て、立っている。
きんちょーーー!('◇')
口の中がカラカラ。手の指が凍り付くほど、冷たくなっていた。
息子の番号は「1087」勝手に、「いーおはな」→いいお花!って覚えてて、
万が一、番号があったら・・・なんて微塵も思っていなかったのに
発表を目前にすると、やっぱり合格したくてたまらなくなった。
今回、同じ中学校から受験したのは5人。
5人の受験番号は連番だった。誰が何番か覚えていなくても、1つでも抜けていたら誰かが不合格だと一目瞭然・・・(-_-;)
いよいよ、登場!
息子の友達が言った言葉に耳を疑った。
「全員合格!」
えー!Σ(・ω・ノ)ノ!
ちょっと、ま、待って。いや、そんなはずはない。
うちの子に限って!合格なんて、何かの間違いじゃ???
記憶が曖昧だけど、人を押しのける勢いでちゃんと見える所まで進んでみた。
あった!
あった!
あった! いーおはな!
車で待機していたかみさんに、震える手で「あった」とだけ入力し、LINEを送った。
「あった」って何?どういうこと?っと立て続けに返信が来たけど、
「〇」って送って、やっと合格だったことが理解できたみたい。(笑)
スゴイよ。5人全員って! こんなにうれしいことはない。
お母さんたちも涙、涙、涙・・・(T_T)
私はびっくりし過ぎて、途中で涙も止まって、もう一度番号確認!
息子が書類を受け取ったのを見て、やっと合格を確信できた。
そこから、テンションが大変なことになっている息子たちは歩いて学校へ向かうと言い始めた。
歩くって?えーーーーー!(@_@;)
合否の電話連絡は残念な人だけで、合格者は何も連絡せずに、すぐに学校へ登校するように言われているのに歩いて?
いつ着くんだい?
心配しているだろう、担任の先生に電話してみる。
私が名前を名乗った途端、電話口の先生の声のトーンが低い!
そう、電話する=不合格 だもんね。
一番真っ先に電話しそうなのうちだしね・・・(笑)
「先生、合格したけど、電話したちゃった!全員合格!」って言ったら
電話の向こうで歓声が沸き上がり、先生たちも大喜び!
合格していると知って待っているなら、待つ時間も楽しいもんね。
「学校に着たら、みんなをハグします!」っと、先生が言ってくれた。
そう、私もハグしたかったよ!!
でも、できなかった。合格したのがあまりにも想定外で、驚きが強すぎて!
合格した場合のことが全く想像できなかった母。(>_<)
奇跡ってあるんだね。
神様は本当にいたんだね。
感謝、感激、感動をありがとう。
あの緊張感と喜びは一生忘れないよ。