くまんちゅな日々♪

​​​前回​のつづき

我が家のポジティブな娘、いつも元気で前向きで明るくて忍耐力抜群！
一方、マイペースでおっちょこちょいで忘れっぽくてギリギリまで真剣にならないギリギリガール！

そんな娘も19歳・・・大学の編入試験を受けることなく就活を始めることに決めた。
だけど、右も左も上も下も何一つわかってない。世間知らずで、ある意味ピュアで、とにかくいろいろな事を知らない。
そんな娘の就活の第一歩、企業の合同説明会なるものに同行して、ある会社の社長さんと意気投合（私が・・・）
社長さんの考え方やモノの見方が自分と合っていたので、母が就職したい！って思った。(笑)

で、その社長さんから「娘さんと一緒に会社訪問、会社見学に来ませんか？」と勧められた。
そ、そんなぁ～保護者同伴っていいの？？
何度も確認したけど、是非！ってことだったので、私も普段着用しないワンピース（スカート）で、電車を乗り継いで行ってしまった！

最寄り駅に着くと、「お腹痛い！！」っと大騒ぎの娘。(;^ω^)
そりゃ、人生初めての会社訪問、緊張するのは仕方ない。
が、生まれて初めて下車した駅だからトイレがすぐには探せない！
近くの雑居ビルに駆け込んで、トイレのマークを見つけて何とか滑り込みセーフ！
バスの発車時刻まで10分の余裕があったので本当にギリギリ、バスに乗って会社へ向かうことができた。
こんな時もギリギリガールの娘と一緒に会社訪問スタート！

会社は簡単に言うと菓子製造、卸、販売をやっていて、自社工場と直営店が併設されていた。
なぜ、興味が沸いたか？って言うと、製品のパッケージデザインをやってみたい！って思ったからだそうだ。
娘はデザインセンスも能力もまだゼロだけど、生きているうちに自分がデザインしたパッケージの商品が世に出回るのを見てみたいそうで・・・
その夢が叶うかも！？っとほのかな期待を抱いたのだった。

まずは、会社概要の映像を見て説明してもらう。
社員のみならずパートさんも意見を出し合って製品を作っていることにアットホームな雰囲気が感じられ、社長さんの製品に対しての思いや、これからの展望にも魅力を感じた。
次に工場に入って製造工程を見せてもらう。
テレビでは見ることがあっても実際に製品ができる過程をみたことがないから興奮しちゃうよね！
できたてのモノを食べさせてもらったり、みなさんが働いている様子を見させてもらった。
直営店や社員の方が休憩するスーペース、ロッカー、駐車場に至るまですべてを見学させてくれるって有難い！
私が就活していた頃は適正検査などを受ける部屋と面接会場しか見てないし、働いている人の姿を見学したこともなかった。
それはそれで当たり前だと思っていたけど、こんなにオープンな会社訪問にびっくり！

社長さんが新卒社員を選ぶ時の決め手の一つは「フィーリング」だとおっしゃった。
わかる！相性ってあるよね。
パッと会った時のお互いの印象って大切だと思う。
どんなに優れている人でも最初から嫌な感じ～って思う人とは一緒に仕事できないかも・・・💦

そして、帰りに直営店の製品を頂いて、最寄駅まで車で送ってもらう親子。(^^ゞ
私が出しゃばるのもよくないと思い、質問なども最小限度に抑えたけど、母目線として気になることをいくつか教えていただけたのでよかった。

帰りの車の中で社長さんから「今後はお母さまは一緒にいらっしゃらないでください。」って！
( ,,>З<)　
そりゃ、そうだよね。
会社訪問の後は履歴書と作文で応募して、合格したら適正検査→社員面接→社長面接となるのだけど、
また母が着いて行っちゃたら引くよね！！
心配で着いていきたいけどね～(;^_^A

会社訪問から履歴書と作文を提出するまでの期限が1週間だった。
ギリギリガールは、1週間も時間があったのに、書きあげたのは応募期限前日の夜中！
大学の履歴書フォーム指定だったので、大学まで履歴書を買いに行かねばならなかったのもあったけど、記入する練習だけでもしておけばよかったのに・・・
こんな人が1年後に社会人になれるのだろうか？っと不安しかない。(-_-;)

履歴書も作文もまた、ギリギリに仕上げて、速達で発送。
そして、書類選考は通って本日適正検査を受けることになって、娘一人で会社へ行ってきた。

あ～ここまで1カ月かかったね。
母と娘の「二人三脚就職活動」は、いつ終わるのか？(;^ω^)​​