前回のつづき♪
要介護の母が「偽痛風」と診断され、立つことも歩くこともできなくなり、「レスパイト入院」をさせてもらった。
入院して10日経過した頃に、病院から連絡があり母のリハビリの成果を見せてもらえることになった。
認知症になっていたら???と心配になったが、母はまだ正常だった。(^▽^;)
確かに、入院する前よりは少し動きがよくなってきている。
ギリギリ、何かにつかまってなら立っていられる。
歩行も見守りがあれば少しはできるかもしれないけど、シルバーカーや杖を使っての歩行はもう困難。
歩行中もフラフラで転倒の危険性が大だった。
今まで通り自宅で過ごすには常に誰かが側に着いていないと危ないし、不安がつきまとう。
先生の見解は「偽痛風」はこれ以上治療法はない。
もう、いつでも退院して良いので、これからどう過ごすのか、方向性を決めてくださいと言われる。
(;^ω^) その方向性を決めていくのが難しい。
看護師さんからは、ショートステイを繋いで、自宅に週に2日だけでも居られるプランはどうかと提案される。
母の気持ちもわかってくれている看護師さんなので、1カ月だけでもいいので、自宅に帰らせてあげたい!っとお願いされた。
母は善い人達と出会って本当に幸せだと思った。
ショートステイを繋ぐとはどういうことかというと・・・
例えば日曜日~木曜日まで4泊5日をショートステイ
木曜日の夕方~金、土曜日は自宅でごすということで、自宅と施設を行ったり来たりしながら介護する人の負担を減らし、本人も数日は自宅で過ごせるので納得できるのでは?ということだった。
そんな事ができるのか???ケアマネさんに相談すると、一度もショートステイを利用したことがない施設を毎週のように利用することは、難しい。コロナ禍で受け入れる施設も慎重になっているそうだ。
こちらの希望する条件の施設を探すまで時間かかるし、ショートステイの本来の利用方法は一時的なものであるから、無理なお願いをすることになるのかとも思った。
じっくり考えて検討するには、時間がない!
そして、ケアマネさんも介護の経験者であるので、これからは優先すべきは「介護をする人」と言ってくださった。
そこで、老健(介護老人保健施設)への入所を提案される。
老健とは、介護保険が適用されるかごサービスで、在宅への復帰を目指して、機能回復訓練をする施設。
入所期間は3ヶ月~6ヶ月となる。
む・・・・(=_=)
デイケアサービスでお世話になっていた施設へ相談に行ってみる。
一番びっくりしたのは、個室は20万円以上!(@_@;)
老健のなぞを色々教えてもらった。老人ホームと老健の違いがやっとわかってきた。(笑)
この数年で介護について、すんごい勉強(実体験)してるぞー!
介護の世界は複雑で、変化し続けている。それを把握しているケアマネさんは本当に”神”だわ。
!(^^)!
でも、老健に入所したら今までお世話になってきたケアマネさんとのお付き合いが終わるという事でもある。病院を退院してしまうとお世話になてきた看護師さんともお別れ。
私の悩みや苦悩をいつも聞いてもらい、相談に乗ってくれたチームが解散!!
o(T◇T)oオェェーン
すごい心細いんですけど???
(T_T)
ポツンと取り残される気分で老健の申込書を記入。(一一")
母の気持ちを考えると揺れるし、自宅で介護できないことに罪悪感もある。
毎日、毎日、モヤモヤする。(*´з`)
その間に、兄が二度目の「尿管結石」手術のため入院。
前回のこともあり、手術中は私が病院に待機して、急変に備えることになった。
母と兄は同じ病院で、母が4階、兄は3階。
母と兄は同じ建物で階が違うだけなのに、会うことはできないのがコロナ禍のツライところ。
兄の手術が無事に終わって、結石が砕かれて摘出された。
今後は、機能停止中で、結石がのめり込んで大変なことになっているもう片方の腎臓をどうするのか?
そっちの手術の方が大変だ!!!( ̄▽ ̄)
2人の病院へ行ったり、介護施設へ行ったり、ケアマネさんと相談したり・・・
母が入院していても、心は落ち着かないってのに、母からの(携帯)電話が追い打ちをかける。
真夜中、早朝、母がわけわからない状況になると「ここはどこ?」「連れ去られた」「誰か助けて!」の連続攻撃!!
ナースコールを押さないで、やって欲しいことを連絡してくるって、なんと遠回しなナースコール!
(;^_^A
おまけに、愛犬カレンも腎臓が悪くて、通院しなければならないし、
顔中に広がった炎症ニキビが悪化した息子も通院になり、毎日心配が絶えないっつーの。
( ;∀;)
つづく♪