|
テーマ:老犬と暮す(210)
カテゴリ:愛犬 カレン
もうすぐ(2月14日誕生日)15歳になる愛犬カレンの介護のお話。
2023年1月は柴犬カレンの夜鳴きがどんどん悪化していた。 認知症で特に夕方になると気持ちが高揚するようで、落ち着きがなくなるカレン。 うろうろ、ぐるぐる歩き回って、高音で鳴き始める。 散歩から帰った(北風が吹く)寒いある日の夕方、カレンにスイッチが入った! 鳴いたり、吠えたり、歩き回ったり・・・ 私が近くにいて声をかけてもそのモードに入ったらお構いなしで、止まらなかった。 真夜中もこんな感じだとしたら、かなりのご近所迷惑だと思ってしまうと心がざわざわ落ち着かない。もう、私の精神的ストレスが限界を迎えようとしてた。 アニマルクリニックを再受診。睡眠薬ではない作戦はないか?と相談。 以前、「声帯の切除」という最終手段を、先生から聞いていたので、老犬のカレンも切除できるのか? 手術に耐えられるか?レントゲンやエコー、血液検査をやってもらった。 カレンは認知症と腎臓機能低下以外、内臓に疾患はなく、正常だった。 ただし、リスクとして(手術の)麻酔から目覚めないこともあるそうだった。 今なら手術に耐えられる体力もあるとのことで、 クリニックに入院し、「声帯切除」の手術をやっていただくを決断をした。 1週間ほど入院し、手術は無事に終わった。 クリニックへ面会に行くと、思ったより元気そうだった。 ただし、狭いゲージで過ごしていたので立って歩けるのか?不安になった。 このままではカレンは寝たきりになりかねない。 (;'∀') 次の日、退院となり、迎えに行くと・・・カレンは自力で立つことは難しい状態だった。 (>_<) 自宅に戻って車から降ろすと、ヨロヨロしながらも、しっぽが反応した。 しっぽがフリフリ動いた! 帰ってきたことは理解できていることに泣けた。(;_;) 声帯を切除してしまうとどうなるか? 以前のような声はではないけれど、ハスキーな声が出ている。 私には聞こえるけど、ご近所さんには聞こえない程度の鳴き声になった。 かつては番犬として優秀だったカレンにとって大きな声が出ないのは不本意かもしれないけど、これで私もカレンも安心して暮らしていける。 カレンには申し訳ないことをしていると思いつつ、睡眠薬で対処することをこれからも続ける選択はできなかった。 さぁ~リハビリ!リハビリ! 身体は元気だから、以前と同じように散歩行こう!っと気持ちを切り替えた。 人間も犬もリハビリがとにかく大切。 リハビリって言っても、犬のリハビリって??? 後ろ足を補助するハーネスなんてのがあるのを知って、即購入。 今は、愛犬が長生きしてくれるので、犬用の介護グッツが色々ある。 ハーネスを準備して後ろ足に装着してみる。 本来なら、後ろ足を私が触ろうものなら激怒して、暴れまわるはずのカレンがおとなしい。 全く抵抗しない。 ハーネスで腰や足を支えて、首に散歩用のリードを付けて、散歩してみる。 最初はお互いうまく歩けなかったけど、少しずつ歩けるようになってきた。 外犬として15年生きてきたので、昼間は外でサークルの中を自由に動き回れるようにして、夜は玄関の中で寝てもらってたのだけど・・・ 1週間の入院が原因なのか? 自分が毎日入っていた小屋の中に入ることができなくなってしまった。 極寒の日も小屋に入れず、外でヨロヨロ、うろうろしている姿を見ていられなくなってしまう。 小屋に入れないのなら、旧宅(慣れた家)で過ごす意味がない。 10年に一度の最強寒波が来る前日に、またもや、大きな決断をした。 もう、カレンは旧宅と新居の違いもよくわかっていないので、未練もない。 私が現在暮らしている家にカレンを再び連れてきてみた。 ダイソーで買ったジャケットが着せやすくて暖かい(と思われる) Lサイズでピッタリ。 カレンが自由に動けるように、うちの庭を大きなドッグランのように改造。 ランと言っても、カレンはもう走ることはないのだけど。 (^^; そして、ついに紙オムツ生活開始! つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月12日 22時52分03秒
コメント(0) | コメントを書く
[愛犬 カレン] カテゴリの最新記事
|