学芸会で平和学習
今日は学芸会でした。一学年二クラスしかないので学年あわせても数十人。あっという間に終わってしまいました。リサは合奏&合唱♪ダイチはさすがに6年生。劇のテーマが「戦争と平和」。。。ダイチは戦地に出向く兵隊の役でした。本当ならタブー視されそうな戦争をテーマにした劇です。沖縄では6年生になると「平和学習」に時間をかけます。ひめゆりや平和記念公園、博物館、資料館など戦跡を訪ねたり、実際にひめゆり部隊で生き残ったおばぁが話をしにきてくれたりします。そのおばぁの足には銃弾を受けた跡が残り、痛々しいです。教科書問題で事実が捻じ曲げられようとも、沖縄の中では普通に語り伝えられていく真実です。おばぁの世代は戦争経験者、父や母に語り継がれ、子や孫に語り継がれ、きっとこれから先も変わらずに語り継がれていくでしょう。基地の街に住む私たちにとって、学芸会でこのようなテーマを選ぶということにとても意味深いものがあるような気がします。なぜなら、同級生には軍人軍属ファミリー、シビリアンなど、米軍関係者がたくさんいるからです。みんなで考える平和学習。。。これからもずっと続けていってほしいですね。