この物語りに出合ったのが、さかのぼる事、二十数年前・・・
小学校の図書館でありました。
内容というか、登場人物が強烈すぎて・・・W(゜o゜)W
当時小学生だった私が一目ぼれした衝撃的な作品であります。
そのミラクルですてきな5人のブラザーズを紹介いたします。
むかし、シナにそっくりな顔をした5にん兄弟がいました。
5にんは海辺でおかあさんと一緒に暮らしていました。
そこで、5人の超人的かつユニークな特徴を紹介しますね♪
1番うえの にいさんは、海の水を飲みほす事が出来ました。
2番目の にいさんは、鉄の首をしていました。
3番目の にいさんは、どこまでも どこまでも 足を伸ばすことが出来ました。
4番目の にいさんは、火を付けても燃えない身体でした。
5番目の 末っ子は、いつまでも息を止めておく事が出来ました。
あまりにもキャラが強烈すぎて、大人になっても忘れることが出来なかったんでしょうねぇ^m^
でも、高校に行っても、成人してからも、誰に聞いても知らないって言うんですもの・・・(゜o゜)
久々に巡りあえて感動でした(ToT)/~~~
お話に戻るけれど、1番うえの にいさんが海に魚つりにでかけるとこから物語りが始まっていきます。
つりといっても1番うえの にいさんは、海の水を飲みほす事が出来たので、口にいっぱい水を入れたまま、魚を集めていたんでしょうねぇ<゜)))彡
ある日、男の子が魚取りに一緒に連れて行ってと頼まれます。
『必ず合図をしたら戻って来るんだよ』と約束を交わし、いつものように、にいさんは、海の水を飲みほしながら魚を取っていたんです。
しかし、男の子は魚取りに夢中となって、いくら合図しても戻ってきません。
にいさん、苦しくなって我慢できなかったんでしょうね!!
海の水を全部吐き出してしまったんです。
海の水は飲めるけれど、時間制限があったとは・・・
男の子は海の中に置き去りにされて死んでしまったんです。(ToT)
にいさん、村に戻って裁判にかけられ、死刑っすよ(ToT)
首を切られるはめに・・・ガビーンW(゜o゜)W
そこで兄さん、裁判長に言いました『最後におかあさんにお別れして来たいんです。』と・・・
裁判長『最もな願いだ、いいだろう』
1番上のにいさん早速、家にもどり、2番目のにいさんが代わりの戻ってきました。
2番目のにいさん首が鉄の様に硬いんですもの・・・切れるわけねーじゃんって事で、村人たち怒って<(`^´)>海に放り込むことにしました。
放り込まれるひの朝、にいさんはお母さんにお別れをしたいのだと、裁判長に言いました。
裁判長『最もな願いだ、いいだろう』
2番目のにいさん、また家に戻り、3番目の兄さんと入れ替わりました。
3番目のにいさん、海に投げ込まれても平気さ!!だってどこまでも、どこまでも足を長く伸ばすことが出来たのですから~^m^
顔を波の上に突き出してにっこり笑ってぷかぷか浮いてました。
村人たちは怒って今度は火あぶりの刑にすると・・・
火あぶりの日の朝3番目のにいさんは、お母さんにひとめ会ってお別れがしたいのだと・・・
裁判長『最もな願いだ、いいだろう』
いい加減 気づけよ!!って私はこの時思っちゃったんですけど・・・(-_-;)
3番目のにいさん、家に帰って4番目のにいさんと入れ替わり・・・
もう、展開 読めてきちゃうんですけどね^m^
4番目のにいさん、柱に縛り付けられて火あぶりの刑に・・・
にいさん『超気持ちいい~♪』だってにいさん、絶対に燃えない身体してんですもの(^^ゞ
村人たちは、もうカンカンですよ<(`^´)>
って言うかこれでも諦めないところが凄いっすねぇー(*_*;
今度は、生き埋めにすることに・・・
これまで、
首切り 海に投げ捨て 火あぶり 生き埋め
マジやること凄いです!!
これが子供に読ます絵本かよっW(゜o゜)W
最後もお決まりなんですけれど、お母さんにお別れがしたいと言って家にもどり5番目の末っ子とチェンジ!!
末っ子はレンガのかまどに入れられ生き埋めの刑に・・・
そう、末っ子は息をいつまでも止めることが出来る超人だったのです。
翌朝、かまどを開けると『ああ よく眠ったー』と言って村人を驚かせました\(◎o◎)/!
裁判長は言いました『いろいろ やってみたが どれも駄目だった おまえは きっと 無罪に違いない』
村人もこれに同意しました。
末っ子は釈放され家に帰り5人兄弟とお母さんは幸せに暮らしたとさ!!
おしまい
死んでしまった男の子は・・・5にん兄弟よ!!ずる賢いではないかぁー
これでいいのか、何なのか、よく分からないけれど、とにかく私が読んだ絵本の中でナンバー1の作品だと言えるのは確かです。