今日は何だか胸がキュ~ンとなって、もう何年も聴いていないCDをとり出してみたの・・・ CDジャケットのホコリを払い、遠い昔に想いをはせながら・・・。 何が急にまかろんの気持ちをそうさせたのかというと、 今日は16年目の「尾崎豊」の命日だったりするから・・・。 だからといって、毎年この年に何をしてたっていうわけでもないし・・・ ぶっちゃけ忘れてしまいっていた事もあった。 昔あんなに聴いていた「尾崎豊」の曲も時の流れとともにいつしか聴かなくっていた。 そして時々、彼の映像を何かの機会に目に触れることがあると・・・ あの時の自分に戻ることが出来るのです。 今日はそんなまかろんの、尾崎豊との出会いを語ってみたいと思います。 彼の楽曲に出合ったのは、まかろんがまだ13歳の頃・・・。 うちのクラスではBOOWYとかが流行っていたんだけど・・・ まかろんはあんまり興味がなかったんだよね。。。 尾崎を支持する世代は、どちらかというとまかろんよりずっと上の世代・・・ だから尾崎を知っているっていう人は正直いってあまりいなかったんだ。 なんで彼を知ったっていうのも奇跡に近いくらい・・・ たまたま3つ上の兄貴が「17歳の地図」っていう 「尾崎豊」の1stアルバムをダビングしたテープを持っていて、 それを偶然聴いてみようなんて好奇心から手に取ったことが始まりだった・・・。 初めて聴いた尾崎の楽曲は・・・ 驚きと感動の連続で体に電流が走ったのを今でも覚えています。 「なんなんだぁ~この曲は・・・」しばし呆然として・・・ この詩の美しさと、彼の魂からの歌声と、楽曲素晴らしさ、 3拍子そろったこの音楽に衝撃を受けたのでした。 時を同じくして、13歳の春休みに「北の国から87初恋」に 豊の曲が流れてくるんだけど・・・ 純役の吉岡くんが倉本聡に尾崎の曲をどうしても使いたいって頼み込んだっていう話・・・。 まかろん「北の国から」好きなので嬉しかった出来事です。 CDを購入したのはずっと後だったと思うけど、 むさぼるように1st、2nd、3rdと・・・ まかろんはこの3枚が甲乙付けがたいくらい大好きなアルバムなんです。 そして、4枚目の「街路樹」ってアルバムから、 なんか豊の音楽が変わったって思った瞬間でした。 何が違うのだろう!? 今までの3枚とは明らかに違う気がして・・・ それが豊の心境の変化とか何かが隠されている「鍵」があるのかも!? って最近になって思ったりしています。 You tubeを検索すると、なんと豊の貴重な映像が網羅しているでは!! まかろんは、しばらく時間を忘れてこの映像に釘付けになってしまいました。 そこには、CDの音源では味わえない尾崎豊がありました。 まかろんの中学時代はまだCDが普及したばっかりでLPレコードやカセット主流だったの もちろんレンタルなんてまだないし・・・。 お金がないから、ダビングしてもらったテープを擦り切れるまで聴いて・・・ そしていつか豊のライブに行くことを夢見ていた。 そして高校卒業した春に豊が突然逝ってしまった。 夢がたたれてしまって、「なんで・・・!?」って 心の中が空っぽになってしまってホント信じられなかった・・・。 TVに出ない豊だったから、彼の存在は写真とかアルバムから流れる声だけで you tubeから流れる豊のライブ映像は何より新鮮で・・・ そこが有明コロシアムであったりだとか、 新宿ルイードだったり、大阪球場、代々木体育館、横浜アリーナetc。。。 1度も行った事のないライブ会場のはずなのに、 まるでリアルタイムで彼のライブに行ったような錯覚に陥りました。 そしてそこには、まだ18歳のあどけない豊がそこにいたり、 ちょっぴり大人になった豊がいたり、すっかり成人した豊・・・ 彼がこの世からいなくなる1年前の横浜アリーナで「シェリー」を歌う映像・・・ 両手いっぱい広げて「愛すべきものすべてに~♪」って 幸せそうに歌っている表情が印象的でした。 そして、とめどもなく涙が溢れてきました。。。 CDでは、どうしてもライブの情緒感が味わえない・・・ 彼の魂からの叫び・・・彼の表情・・・ファンとの一体感・・・ そんな姿を目の当たりにしたまかろんは16年の時を経て 時間が走馬灯のようにタイムスリップしていくのでありました。 尾崎豊は世間では非社会的とか 10代のカリスマとか若者達の教祖という言われ方をしていたのだけど・・・。 まぁ~確かにそういった曲もあったけど、ほんとは繊細で優しくってねぇ~ 豊の曲の多くにはやたらと言葉のキーワードが出てくる 夜、街、一人ぼっち、猫、愛 etc・・・ 寂しさの象徴なような言葉の数々・・・ でも不思議と背景が目に浮かんでくるんだよね~ そして、いつも「頑張れ」っていってくれてる・・・!! その言葉に励まされ、くじけそうになった時は 豊の歌を口ずさみながら・・・前に進むことができた。 そんな優しくって切ないバラードたち・・・ 思う存分聴いてみたいので、ここに紹介したいと思います。 『失くした1/2』 『Forget-me-not』 『僕が僕であるために』 『傷つけた人々へ』 『シェリー』 『ダンスホール』 『OH MY LITTLE GIRL』 『I LOVE YOU』 まだまだ、大好きな曲はたくさんあるんだけど・・・ 今日はこの曲たちと一緒に彼を弔いたいと思います。 |