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テーマ:家を建てたい!(9925)
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これから家を建てる方、最近は地震も頻発していてとても心配です。
家を建てる場合、まずその土地の地盤がどうであるかが一番大切なポイントだと思います。それによって、地盤改良が必要になったり、建物の構造を見直さなければならなかったりと予算面でもまたその他の面でもいろいろな影響を受けます。 そこで今回はその地盤を調べる地盤調査の種類について調べてみました。 ● 主な住宅地盤調査方法 ● ボーリング(標準貫入試験) 概要:ボーリングで孔を開けてレイモンドサンプラーを地中に打ち込む打撃回数(N値)を測定する。 長所:N値からの地盤の強度を測定できる。地下水位が確認できる。土を採取できるから、地層の かくにんが出来る。 短所:作業スペースが大きい(4×5M程度)費用が高額である。 スウェーデン式サウンディング試験 概要:スクリューポイントを地盤に貫入させ、その時の貫入抵抗値を測定する。 長所:試験設置・試験方法が簡単で容易に出来る。試験結果をN値に換算できる。 深度方向に連続してデータが取れる。 短所:礫・ガラなどは、貫入困難となる。調査深度は10m程度が目安。 以上「ジャパンホームシールド(株)」情報による スウェーデン式サウンディング試験は、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。1976年にはJIS規格に制定され、現在では戸建住宅向け地盤調査のほとんどが本試験によって実施されるに至っています。 ★スウェーデン式サウンディング試験は、簡易的な試験です。 試験結果が、”軟弱の可能性あり”と思われた場合は、更に詳細な試験である標準貫入試験をして、きちんと地盤状態を把握し、基礎工法選択の参考にしましょう。 ☆軟弱地盤の可能性がある場所ならば、”地盤調査は必要ありません”と言われても、地盤調査をしてもらいましょう。 近隣の地盤調査データーを参考に、地盤の状態、建物規模・構造に見合った地盤調査試験を選びましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.05 22:39:18
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