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カテゴリ:韓国の仕事場。
その日はその日でとても忙しかった。
うちの会社でも日本でいう サラダチキン みたいな 鶏胸肉のメニューがあって、その3種類『オリジナル、ブラックペッパー、ハーブ』のメニューが計画されていた。 ステンレスの200キロ入るワゴンに180kg ずつ カットされた鶏胸肉が入っていて、それを タンブラーに入れて 調味料を入れて 規定の時間 タンブリングすると製品をまたワゴンに移して一晩 熟成させる。 それを 生のまま パッケージしてそのまま蒸し器に入れて蒸すと製品が出来上がるという 工程になっている。 タンブラーに入れる前のワゴンに入った鶏胸肉は180キロずつ入っていると 識別表に記載されていて 私はそれをしっかりと信じ込んで作業に当たった。 その日の制作は全部で1200kg。 オリジナルが600 ブラックペッパーが300 ハーブが300となっていた。 でワゴンの蓋に貼られている識別表を見たら全部で1270になってるわけよ。 70キロ多いですと報告して、それなら オリジナルを670にして制作しようということになった。 オリジナルをタンブリング 開始してから残りのブラックペッパー 300 ハーブ 300を準備しようとワゴンの蓋を開けたら、1つのワゴンがどう見ても 180キロないんだよね。 このワゴンに180キロずつ 準備するのは隣の選別班の役割。 鶏胸肉 1つ1つを x-ray にかけてその後 ポーション機というものに通して 適当な重さにカッティングしていくわけだけども それを180キロずつ ワゴンに入れて私たちに納品してくれるわけ。 その作業を行ったのは昨夜。 で180キロと書いてあったので 私は180キロだと思って計算したんだけども後から聞いたら最後の1つは 180kg なく て 110kg だったんだ。 初めから 選別班で準備した鶏胸肉は1200kg ちょうどだった いうわけ。 だったら初めから110km って書いておけよ 識別表にと私はうなったわけよ。 これはまた上司に説教 聞くことになるなと思いうけど、でも報告はしないわけにいかない。 案の定 報告しに行ったらでもとても 渋い表情で 私は 睨んできた。 残りの300km 300km の製品 二つは重さを調節してまた作業 しなきゃならないので 本社の営業部に交渉しなきゃならないし 代表からまた今後と聞くんだろうなと思っていた。 所長の結果を待ちながら私は 燻製の方のインジェクション作業を手伝ってたんだけど。 ふと 以前の選別班のおかげで失敗したことを思い出したわけ。 『以前にもさ 選別班のおかげで問題が起こったことがあったんだよね』 と一緒に作業に当たったスンドクオンニに私は語り出す。 『xray 通してまだ カッティングしていない鶏胸肉をカッティング後に置く場所に置いてったわけよ 選別班が、 で、カッティングされたと思って 私が タンブリングしちゃってやたらでかい鶏胸肉の製品 たちが仕上がったわけよ』 とそう言ってスンドクオンニと吹き出しそうになるのこらえてさ。 所長が近くにいるから笑っちゃいけないんだけどさ。 そういう時って、やたら笑い 堪えるの大変になるんだよね。 2人で肩 震わせてこらえてました。 で鶏胸肉の今回のトラブルは私のミスじゃなく、選別班のミスということで収まりがついて私にはお叱りなかった。 所長と代表が通話しておそらくそれは真樹のミスじゃない 選別班のミスということに。 代表はそういうことにかけては交渉のプロ なので。 自分の職員が不利な立場に置かないように全力を尽くすタイプ。 自分の職員が不利な立場に着いたら自分も不利になるということをはっきり 認識しているタイプなので そこで私は助かったというわけね。 所長 はまず私を責め立てたわけ。 でも 代表と通話して 180度 態度が変わったのよ。 真樹のミスじゃないってね。。 今回 トラブル起きた時はもう会社辞めちゃうかな とか ヨムジから外させてもらおうかな とか色々考えちゃった。 けれどもなんとかかんとかやってるわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 1, 2024 01:49:44 PM
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