真真の中国滞在記
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もっこひゃん
体当たりで中国で生活することにしました。その格闘を御紹介。
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春節日記、最終話でございます。 5泊6日。。。 フツーの人でも旦那の実家でコレだけ過ごすって疲れると思う。。。 私は相当疲れて、無錫に戻ってきた。 夜中の無錫空港。 家に帰る方法はタクシーしかない。 空港のタクシーは、本当にタチが悪い 近いと乗車拒否するのである。。。 普段は乗る前に運転手に行き先を聞かれ、拒否られる。 でも今回の運転手はアホだったので、行き先も聞かず、張り切って乗せてくれた。 でも行き先を告げると。。。 案の定・・・ 「近すぎる!困る!降りてくれ!」 アホか! こっちは客だ! 一度乗ったら、家に着くまでぜってぇ~おりねぇ~っ! 「50元払うなら乗せてやるっ!」 普段は40元弱って所の距離。 私は別にこういう足元を見られる条件だから、料金を上乗せしてでも乗せてもらえばいいと思っているのに。。。 普段怒るべき所で一切怒らないパンダみたいな人の・・・ スイッチが入ったっ! 「近いとか遠いとか、オレには関係ねぇ! 稼ぎたければ、他の客でも同乗させて稼ぎなさいよ!!」 と。 ビタ一文料金を上乗せする気がないパンダみたいな人。。。 私は。。。 嫌な予感がムンムンしていた・・・ 運転手はキレながら、他の客を探し、 1.近くの村へ行く客 30元 2.そこからちょっと離れた街へ行く我々 40元 3.駅まで行く客 50元 で交渉が完了し、4人を乗せて走り始めた。 計120元もの稼ぎになる、いい稼ぎだ。 しかしながら。。。 1.の近くの村へ行く客が、意外と遠かった。。。 ここ、、、ドコ? ってな村で一人、降りていく。 そこで運転手のマジギレスイッチが入り、鬱陶しい事に吠え始め。 「なんだってこんなに遠いんだ!!」 そして怒りは2番目に降りる我々に矛先が向けられる。 乗車拒否ってるのに、降りようともしなかったから、怒りが向けられるのも当然か。。。 「だいたいお前ら二人も乗ってんだから、料金を50元払えよっっ!」 私もガチ~ンっ!!と怒り絶頂。 「二人乗ってるから料金を上乗せしろ」という理屈がバカ炸裂。 オマエ、子供かっ!もうちょっとマシな理屈で攻めてこいよ・・・。 料金を上乗せすればストレスもかからないのに、それを拒んだパンダみたいな人に責任があるからして、私は一切吠えない事にし、パンダみたいな人の吠えっぷりを観察することとした。 普段は非常に温厚で、「怒り」という単語が似合わないけど、 子供の頃は絶対に、泣いたら突然強くなる子だったに違いない、 キレるとその実力を発揮するパンダが吠える。 「それ以上オマエは口を開くな、 俺はすでに怒ってる、 これ以上、オレを怒らせるなっっ!!」 なかなかの吠えっぷりだ。 愛で空が落ちてくる you are shocked だっ! やれば出来るではないか。 母ちゃん、私の選んだ男に間違いはなかったぞ。 運転手はそれ以上口を開かなかったが、 曲がれと言っている角を、敢えて曲がらなかったりなどの無駄で姑息な抵抗をする。 別に遠回りしたってコッチは一切腹は痛まない。 40元しか払わないと言ったら払わない、遠回りする分損するのは運転手だし。 しかし運転手は相当怒っており、パンダみたいな人も相当怒っている。 私も怒りで震える。これは危険だ。 いいか、こういうときは降りるまで怒りを抑えろ。 家に着いたら、オマエはすぐに降りてトランクから荷物を出せ。 その間に私は40元を渡し、吠えられたら吠え返しておく。 で、ダッシュで逃げよう。 と。 冷静な指示をパンダに言い渡し、クレーム受付電話番号をメモした。 運転中に大喧嘩に発展すれば事故の確率も増え、また途中で意味のわからん場所で降ろされたり、刺されたり、いろんな危険が考えられる。 自分の逃げ場所・方法を確保してから吠えなくてはならない コレは絶対の吠えの鉄則だと思う。 運転手は一人で吠えながら。 家に到着した。 パンダみたいな人は指示通りに即座にトランクから荷物を降ろす。 私は先に領収書を受け取ってから、40元を強引に渡した。 予想通り運転手が吠える。 50元よこせって言ってるだろ!! 無駄吠えを無視し、車から降り、即ササと背を向けてやった。 アホに何を言ったって。 逆恨みされるのがオチだ。 私達がどこに住んでいるかも知られているから、これ以上の深吠えは危険だ。 運転手が発進した頃に振り返って ばぁ~かっ!調子ノんじゃねーよっっ!! と。 無駄な遠吠えだけしておいた。 家でくつろぐ暇もなく。 パンダみたいな人は、翌日の朝にでも タクシーの会社にクレーム電話をするっ! と張り切っていた。 その為に私もきちんと領収書をもらった。 (※領収書には車の番号や時間なども記載があり、忘れ物があった際にもこれがあれば便利なので、必ずもらっておいたほうが無難です) 私はパンダみたいな人に言う。 「電話しても無駄だよ、『ウチも商売なんで』とか言われてさ、ストレス溜まるだけだよ」 「いいえ、きちんとクレームしますのっ!」 クレームは。きちんと声にしていかないと、客にとって欲しいサービスには近づいていかない。 だけど、それは・・・ 「ごめんね、運転手にきちんと教育するからね」 など、きちんと反省を生かせる人たちに対しては有効だけど、 「クレーム?オレには関係ねぇ~・・・」 と。適当に鼻くそホジりながら仕事している人には、一切無駄である。 私は。 タクシークレーム受付電話は、後者の方だと勝手に決め付けているから。 電話するだけ無駄だと思う。 パンダみたいな人は。 自分の怒りの処理と、新聞に「空港でのボッタクリ・タクシー撲滅運動中、クレーム電話受け付けてますよ☆」という記事があったこともあり、電話する気満々だった。 無駄だと思う反面、 私はクレーム受付電話のネタがブログにUP出来ると半ばホクソ笑んでいたけれど。 パンダみたいな人は、生牡蠣に大当たり、熱まで出して寝込んでしまった。 残念ながらクレーム電話で吠える元気はなさそうだ。。。 パンダの生産基地でも。 生牡蠣食べた一家全員、同じ症状で倒れてるから、笑えない。。。 え?私? ええ、みんなと同じ生牡蠣食べましたけど、 ええ、へっちゃらです
絶対痛い・・・ 2008年08月28日 コメント(11)
オバケよりも怖いものを発見・・・ 2008年08月08日 コメント(14)
ワタシモ ガクシュウ ガンバッテ! 2008年07月19日 コメント(22)
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