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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:お仕事
中国の人の全てがそうであるとは言わないけれど。 「仕事ってなんなのか、どういう姿勢であるべきか、わかるかっっ?!」 と。怒りたくなる人が本当に多い。 遅刻も平気だったり。 自分に都合の悪い事は、隠してしまうし。 会社の利益・損失など考えないし。 いかにサボるかを考えてばっかりなのに、給料だけはビックリする金額を要求したりする。 中には賢い人もいて。 「そんなに頑張らなくてもいいじゃん~・・・」ってぐらい頑張る人もいる。 でもその割合は。少ないような気がする。 さて。 これらの人たちを。 もう少し仕事に対する熱意や喜びを感じてもらう為にはどうしたらいいか。 私は。 アホなりに考えて。 毎月研修会を実施する事にした。 常に受身の態勢で、指示されるのをボケーっと待ってるだけ。 そんな姿勢だから喜びも感じない、評価も上がらない。 そこら辺の姿勢を「変えたほうが楽しくないっ?!」と。 私から提案・指示するのではなく、自分自身で気がついてほしい。 そこで実験的に開始した研修で。 以下のようなことを実践してみた。 ●社内で必要な知識について、いくつかテーマを与え、その中から興味のあるものを選択、自分で出来る限りの勉強・調査をし、みんなの前で発表してもらう。 (自分で調べる・勉強する事の重要性、率先した姿勢の必要性を知ってもらう。) ↓↓ ●発表時には、必ず資料を用意してもらう(日本語) (日々使わなくてはならない日本語の能力向上と、物事を順序だててまとめる・説明する能力の向上を狙う。) ↓↓ ●誤りの訂正や補足説明をしてあげる。 そんだけ頑張って勉強しても、まだまだ勉強しないといけないことがたくさんあることを知ってもらう。 ↓↓ ●発表時に説明できないような難しい質問が出た場合、次回までにそれについて答えられるように調べてもらう。 これだけのことなんだけど、フツーにこんなのやっても、私が眠くてたまらない。 勉強なんか、私が最も大嫌いだし(笑) なので。 おやつ食べながら、ジュース飲みながら。 わいわい やることにした。 楽しくワイワイやりながら。 最も気を付ける事は、 褒めちぎることっっ! よく頑張ったね~ すごいね~、これは私も知らなかったよ~ ここまで調べたの~、あなたって本当に賢い人だね~ 日本人・中国人関係なく、人は褒められれば嬉しいし、もっと褒められたくなるものだと思うから、「おお☆」と思えば大げさに褒めちぎる。 また、こちらの人はとても純粋な人が多いから、褒められるとすごく純粋に喜んでくれる人が多いように感じるし(←私の思い込みかな?) 私自身も「一緒に勉強しようよ☆」「私の知らない事、教えてよ☆」という姿勢で臨むことも、最も気をつけていること。(私、一般社員だし、上からやらせている感を与えると反感→余計に勉強しないと思うから) そして。 その知識がなかったがために失敗した、失敗例も集めておく。 「ね、これさえ知っておけば、こんなことにならなかったんだよ~。 今日あなたはこれを勉強したから、今後全然大丈夫だよね~。 すごいよね~、あなた今後は楽勝っっ!」 知識を身につけることは、最終的に自分の為になる。 自分がいかに楽して仕事をするかに繋がる事を知ってもらう。 そして知識だけではダメで、経験も伴ったときにホンモノになれる。 →そうなっちゃうと、超楽ちんに仕事が出来るようになる。 →給料も上がっちゃう →バリバリのキャリアって、人に尊敬されちゃったりして、カッチョいい など。 メンツ お金 サボりたい 頑張った先には・・・と、この3つの特徴をくすぐるようなエサをまいてみる。 実際はそんなに簡単なものではないから、半ばウソつきのような気分になるけど(笑) これを続ける事3ヶ月。 正直言って馬鹿馬鹿しいし、「あたしゃ小学校の先生かよっ!」って思うし、アホ臭くて怒っちゃったり、大げさに褒めながら「私が褒めてもらいたいわっ!」って思うし(笑) 結構やってられない。 わかってくれるのか自信がない。 全て無駄なんじゃないか。 やっぱ無理なんじゃないか。 そうやって。 放り投げたい気持ちになっていた私のところに。 一人の入社半年目の子が駆け寄ってきて。 「私、知らない事がたくさんあること、わかりました。 もっと勉強したい、自分の経験が増えるようにお仕事頑張ります。」 キラキラして。 嬉しそうだった。 私は。 目の奥が熱くなった。 知らない事がたくさんあること。 それがわかっただけでも、充分な進歩だと思う。 勉強したいと思うだけで。 確実な進歩だと思う。 あとは。 それが継続できれば勝ちだ。 私にとって。 ストレスの溜まる。長い長い道のりだけど。 焦らずゆっくり。 彼らのことを知りながら。 彼らのペースに合わせながら。 地道にやればいつか。 小さくてくだらない結果でも。 何かに繋がりそうな気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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