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カテゴリ:難病ALS患者に愛の手を
たんぽぽの花 私は今、ALS(筋委縮性側索硬化症)という難病と背中合わせに生きています 38歳の時に、書類に字を書くスピードが極端に遅くなり 少しずつ病状が悪化して 言葉を発すると呂律が回らなくなり 左手の親指が委縮して車椅子もこげなくなり 電動車椅子が私の足代わりとなっています はじめの頃は「なんで私だけ こんな病気に」と思い 誰にも会いたくない!と 家に閉じこもる生活を続けていました しかし 身体の機能を失うのと反比例するように 人々の温かい真心に授かる時 一つ一つ重くなる障害を受け入れながら 神様はきっとALSという難病を 私にプレゼントしてくれたのだと思うようになりました 確かに病気はつらいです そして苦しいです でもその一つ一つを乗り越えて 悲しみの向こうで優しさを人一倍感じ 生かされている喜びを味わう時 残された可能性の限り生きるたくましさを知ることができました 『人間はこの世に必要とされているから生きているんだよ』 と 優しくささやいて下さる神様の励ましに支えられながら これからも苦しみが多いほど喜びも大きくなるし 明日という日に何が起ころうとも 今日まで息づけた喜びをかみしめておられたらそれでいいと思う私です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.26 16:07:49
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