カテゴリ:スウェーデン
移民ばかりのスウェーデン語学校に通っていて、改めて移民に対する寛容さを感じます。
と同時に、スウェーデン人は既得権益を守ろうという気持ちは沸かないのか、とも思います。 どうもスウェーデン社会を見ていると、どんな人でも働いたほうが絶対得をする、という法則でもあるかのようです。 ”どんな人も”とは、言葉がうまく話せなくても、小さな赤ちゃんを抱えていても、なんらかの持病があっても、、、。 ハンディキャップがあってもできることは必ずある、なら働かせない手はない。 パートタイムでもいいから働き、そこから税金をがっぽりひかれて手元には少ししか残らなくても、トータルでは自分も国もいい得する、という考えでしょうか? スウェーデンの制度や税金のしくみなどを熟知しているわけではないのですが、結果的に成長を続ける経済を見ると、やっぱりこの考えは理にかなっているということでしょうか。 スウェーデンのどこぞのコミューンで、「学校ではスウェーデン語以外の使用を禁止する」という条例だかなんだかができて、実際それが施行されたところもあるそうです。 それほど移民は多いのか、と驚いたニュースでした。 これを日本に置き換えて考えてみると、、、。 理性では分かっていても、こんなに移民を受け入れることは、島国に生まれ育った私の素直な感情として、受け入れがたいものがあります。(心が狭い私。。。) ヨーロッパの長い歴史の中で”移民”という言葉はしょっちゅう目にします。 スウェーデンが今の形になるまでも、ながーいながーい時間がかかったのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.24 17:51:43
コメント(0) | コメントを書く
[スウェーデン] カテゴリの最新記事
|
|