カテゴリ:スウェーデン
日本ではとある大臣の「女は子供を生む機械」発言で大きな波紋が広がっているようですね。
いまだに少子化の要因をそんな言葉で表す存在があるんですね。 生きた化石。 普段から女子供は人間のうちには入らないとおもっとるだろうね。 あー、あんたは機械に産んでもらったんだねぇ。 んでもって機械に育ててもらったんだねぇ。 と面と向かっていってやりたいね。 スウェーデンは今ベビーブーム。 女性は出産前は一生懸命働き、給料を思いっきり高くして、出産。そしたら仕事をしていないときも約1年半、給料の80%を支給される。パパも条件は同じだけどね。 そして、30ヶ月以内なら第2子を出産してもその金額は継続される。 この30ヶ月以内持ち越し制度が出産ラッシュを加速させたらしい。 確かに一人産んだらさあ次、って欲しくなるもんね。 かくいう私も2歳違いの二人の子持ち。二人目はほとんど勢いで生みました。 そしてパートタイムの仕事が豊富。一度仕事を離れても、復帰の壁は低い。 子供がいるママのみならずパパもパートタイムの仕事を選ぶことも多いようだ。 3時の子供のお迎えにパパが来る子も少なくない。 日本では育児休暇とって辞める人は後ろ指さされる。 育児休暇手当てをもらうだけもらって辞められると、後の人が困る、と。 スウェーデンでは復帰の義務は無い。 聞いたところによると旧東欧の国にも復帰の義務は無いらしい。 2年以上きちんと働き、税金を納め、保険金もしっかり収めたから、育児休暇手当ては当然の権利との考えらしい。 日本で一人目を生んで、育児休暇で復帰して、すぐに二人目を妊娠した私。 その時の上司の言葉は、きつかった。 こんなにすぐに二人目をつくるのは「私のために」良くない、と叱ってくれた。 はっきり言って大きなお世話以外のなにものでもなかった。 会社のための人生じゃない、上司のための人生じゃない、アタシのための人生なんだから。 他人の都合に合わせて子供をつくるタイミングを考えるなんて、私は子供を作る機械じゃない、と思ったのを思い出してしまった。 昔を思い出して怒り口調で書きなぐってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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