カテゴリ:コーチング
息子が小学校1年生になって3週間。PTAの会合があった。
息子が大好きな先生のお話をきけるのを、楽しみにしていた。 素晴らしいという噂はいろんな人から聞いていたけど、やはり、大きな衝撃を受けた。 「今年は私の先生最後の年です。この記念すべき年の最初に、私は大きなミスを犯しました」 あるママとのやりとりが少しあった後、先生はどうしてもいいたいことがある、と、突然話し出した。 先生は一人の女の子に「You are slow.」というようなことを言ってしまったそうな。 状況の詳しい説明はありませんでしたが、もちろん傷つける意図はなかった。 でも、彼女は傷ついてしまった。 家に帰って、ママに話して、ママも、娘に英語を教えてこなかったことを悔いてしまった。 そして翌日、ママは先生に娘が傷ついたことを話した。 先生は、大変驚き、そして、すまなく思い、心から、彼女に謝った。 でも別の子が言った。「口から出た言葉は、もう取り戻すことは出来ない。」と。 「まったく、その通りです。一度傷ついてしまったことはもう取り消せないけど、少なくとも、私はこの子に心からの誠意を見せて、謝ることはできました。」 先生は、先生生活最後の年に、子供達から多くのことを教えられた、と。 その女の子はその日、前よりも先生が好きになった、とママに言ったのだそうです。(ママ談) あのお年になっても、自らのミスを認め、子供達の前で、親御さんたちの前で、心から謝罪する。 心が震えるのを感じた。 暖かい心を惜しげなく開いて、人に接している。 子供達も、この暖かさをまっすぐ、毎日感じているんだろう。 息子は本当にラッキーだ。 そして、息子のおかげでこの先生に出会えた私も、とてもラッキーだ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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