カテゴリ:スウェーデン
日系2世のスウェーデン人のママさんと仲良くなりました。
彼女の娘さんはナオミちゃん。もうすぐ2歳。偶然同じ幼稚園でした。 彼女と話していて思うこと。 スウェーデン人の女の人は、良く働くなぁ、と。 娘(今4歳)と同じクラスのママさんたちで、2歳下の兄弟がいる人たちは今年の夏までは育児休暇中だった。 (スウェーデンでは2年以内に二人目を産むと、育児休暇手当ての額がそのまま持ち越されるので2歳違いの兄弟姉妹がわらわらいる) でも夏が終わると、みんな仕事をはじめていた。 大抵が元の職場に戻ってるみたいだけど、中には新しい仕事をはじめる人もいた。 ナオミちゃんのママもその一人。 「日本の育児休暇手当てはどのぐらい?」と聞かれて、「これまでは40%だったけど、10月から確か50%になったと思う。でもそのうち20%は前職に復帰して半年たたないともらえないみたいだけど。」 「えー、スウェーデンは80%だよ。50%じゃあ離婚はできないね。」 そうきたか。さすがスウェーデン人。 小さい子供を持つ親は、パパもママも短時間労働を選択しているケースが多い。 60-80%勤務を二人で取り、うまく子育てと仕事のバランスをとっている。 一人あたりの生産性は低くても、国民皆労働力となればやはり経済力は高くなる。 社会システム上専業主婦として生きるのは至難な国、スウェーデン。 離婚も多いけど、一人ひとりの自立を主体とする社会システムでは、当然の結果なのかもしれない。 離婚なんてできれば皆したくないだろうけどね。 日本は、どんな道を進んでいくんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スウェーデン] カテゴリの最新記事
|
|