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カテゴリ:絵本・本
こんにちは こちらは 朝から しとしとが降っています あじさいが きれいな季節になってきましたね
何を書こうかと迷っていました。 GWの日記にも書きましたが 5月3日に 長谷川義史さんの講演会に行きました。 今日は その時に 読まれた本の1冊をご紹介したいと思います。 少し暗いお話になるかもしれませんので 苦手な方は スルーしてください。
これは 長谷川さんが 講談社創業100周年記念出版を依頼されて 『いちどきちんと描きたいと思っていた』 という ご自身のお父さまの事を 描かれた絵本です。 天国のお父さんへ もうすぐ4年生になる ぼく(長谷川さん)が 手紙を書くという形で描かれています 「はいけい、てんごくのおとうちゃん、 げんきにしてますか」 ぼく と おとうちゃんの思い出が語られます キャッチボールをして へたくそで ないてかえったこと 絵本を見ていると 昭和40年代の風景のようです 読み聞かせを終えた後 長谷川さんが 次のように話されていました 「絵本の中でも 書いていますが 『かわいそうに まだ こんな ちいさいのに おとうちゃん しんでしもて』 と いろんな人に 言われたんです。 でも そう言われるたびに 『ぼくより おとうちゃんが かわいそうなんと ちがうやろか』 と思いました。 39歳の若さで 亡くなってしまった。 たくさん やりたい事があっただろうに… その事を考えると こう思います。 『生きてるだけで ありがたいこっちゃ』 裏表紙の絵です。 実際に同じような写真が 家にあります。 当時の人は 動物園に行くのにも その数年後に 亡くなるとは 夢にも思っていなかったでしょう。」 この日記を書きながら 昨年 子宮癌のため 長谷川さんのお父さまと同様 脱線してしまいましたm(__)m ぼくは しんぱいしないでくださいね、おとうちゃん。 最後は 長谷川さんの絵本らしく 前向きな気持ちにさせてくれます だんだんと どうしても 父のことを描いておきたかった と話されていました てんごくのおとうちゃん 喜んでいらっしゃることと思います
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