いつも笑顔を忘れずに♪

おはようございます
こちらは朝から　お天気です

今夜は十三夜
キレイなお月様が見られると良いですね
ただし　夜は寒いので
風邪を引かないよう　気をつけてくださいね

朝一番で
読み聞かせへ行ってきました

今朝は４年生来月は１/２成人式です
ということで
こちらの本を選びました

いのちのおはなし

ご存知の方も多いと思いますが
聖路加国際病院理事長　日野原重明先生が書かれた本です。
９８歳の現在も　現役の医師として多忙な毎日を送られています。

この本は
日野原先生が　１０歳前後の子どもたちに
『いのち』についての授業をされているのを知り、
授業を依頼される学校が　増えてきたため作られました。

本の中でも　４年２組で授業が行われます。
自己紹介のページで
『…こんど９５歳になりました』と読むと

『え～うちのおじいちゃんより　おじいちゃんだよ』

『私の　おじいちゃんは６８歳よ～』

確かに　みんなのおじいちゃんよりも、もっとおじいちゃんですよね

先生はチョークを手にとると、黒板の左はしに　０　と書き
そこから右にむかって、白い線を引きはじめました。

太めのしっかりした線が、どんどんどんどん、のびていきます。

右のはしにつくと、先生はそこに１００のやじるし
 ０のすこし右に、１０
長い線の最後、１００のすこし手前に９５と書き

『…きみたちは、何歳まで生きたいですか？』

という質問をされるページがあるので
私も　みんなに質問しました

『１２６歳』　『１５０歳』
なんて言う答えが返ってきて　楽しかったです
（ちょっと長い本なので　一方的に読むよりも
みんなの注意を向けられます♪）

『いのちってなんでしょう？　...いのちはどこにあると思いますか？』

という質問には　みんなも　本と同じような答えを返してくれました

聴診器を使って　実際に心臓の音をきいた後
先生は　もう一度　同じ質問をします。
そして
『いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ。』
と答えます。

時間を使うことは　いのちをつかうことです。

『これから生きていく時間。　
これから先の、きみたちがつかえる時間。
それが、きみたちのいのちなんですよ。』

日野原先生が、３０人の子どもたちのために、
自分の時間を、いのちをつかってくださった４５分でした。

朝の短い時間での読み聞かせですが

何か少しでも感じとってくれれば　嬉しく思います