映画 『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ジャンゴ 繋がれざる者』(上映中~:TOHOシネマズファボーレ富山、シアター大都会)公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/南北戦争が始まる少し前のアメリカ南部。奴隷だったジャンゴは、元歯科医のキング・シュルツの指導を受け賞金稼ぎに。ジャンゴの目的は、妻と自由を奪った白人に復讐し、妻を取り戻すこと。その妻が農園の領主ムッシュ・キャンディのところにいることを突き止めた2人は・・・。************************************************************************いや~、こんなにバンバン銃を撃って、ドバドバ~ン!と血しぶきが出て・・・。こんな風に人が殺されちゃう映画、僕、本当に好きなのかな?いや、好きだと言っていいのかな??本当は嫌いなんじゃないかな???でも、一言で言うと、めちゃめちゃ面白かったんだな、これが!具体的なことは書きませんが、映像の作り方とか、音楽の選び方とか、タランティーノ~~~!って感じです。もうね、ツッコミ入れずにはいられないですよ。タランティーノの映画をすべて観てきたわけじゃないですが、彼の作品は、なんというか、斬新なんだけど古典の匂いがするところが好きです。キング・シュルツ役のクリストフ・ヴァルツが良いのはもちろんですが、いわゆる“悪役”を演じているディカプリオが楽しそう、というか嬉しそう。こういう役を、ずっと前からやりたかったんじゃないですかね。奴隷制度だけじゃなく、相手を殺すことで事を解決するアメリカ人感覚や、その他にも、タランティーノはテーマを持っているのかもしれないし、実は「楽しいこと」を考えているだけなのかもしれないし、究極の「ラブストーリー」を描いたら、こうなっちゃったのかもしれない・・・。正直、そこは僕には分からないのですが、とにかく面白かったので、そういうことはどうでも良くなりました。普段からすると短い感想ですが、僕の中では迷わず★5つです。もうすぐ(4/19)『リンカーン』も公開されますね。ある意味、合わせ技で楽しもうかと思ってます。