鹿児島県警の不祥事に思う
この事件は県警のキャリアーとノンキャリアーの闘いでもある。県警本部長は、霞が関のキャリアー官僚のポストで2,3年で交替する。だから、地元の警察で一生懸命働いても本部長にはなれない。しかも、大した経験もない若造がやって来て偉そうに振る舞う。たたき上げの警官にしては面白くないに決まっている。ここに確執が生れる土壌がある。今回のケースで言えば、警察内部の不祥事は、本部長のキャリアーに傷がつくのでなるべく無かったことにしたいはずだ。ノンキャリの生活安全部長の正義感に火が付いて当たり前なのだ。今回の件は内部告発のはずだが、いち早く隠蔽の事実を隠すかのように事件化して、生活安全部長を逮捕しているが、どこかの国のやり方に似ていないか?