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まこばんの独り言

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2017年07月23日
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カテゴリ:日常生活
叔父が緊急入院。
肝臓ガンを患っている叔父、自宅で療養していたが腹水がたまったり、黄疸が強くなり入院となったとの事。
今日見舞ったら前日よりは症状が落ち着いていたのと、皆が来たので嬉しかったのか、苦しいながらも話してくれた。
一人一人、手を握りながらはなした。
涙が出そうなのを堪え、叔父と話した。
快活でエネルギッシュな叔父。
80歳過ぎても、保険代行の仕事をしていた。
母が亡くなくなってから叔父に会う機会もなくなり、2年程会ってない内に叔父がこんなに弱々しくなっていた。

母の時もそうだったな
80過ぎても自転車で遠い所まで買い物に行ったりしている姿に、この人は不死身か?とも思ったりしたけど、、、一旦体調崩したら坂道転げ落ちるように容態は悪くなり気力もグっと落ちて、母が壊れて行くようで怖かった。でもまた持ち直して喜ばせてくれたのに、呆気なく一人で誰にも看取られず逝ってしまった。
母がガツガツ食べるのが嬉しくて、コレもアレもと勧めた私。
容量以上に食べ過ぎた母は、紙オムツから溢れる程の大便をし、それを始末する私。
痩せ細った母でも、赤ちゃんのオムツを替えるのとは違う。
体位を代えたいのに全体重が私の二本の腕にかかる。うまく出来ない、次第に荒くなって行く私の心。もっとお尻の裏もキレイにしてあげたいけど、体力、気力が残ってなかった。
代わりに母への怒りが沸き起こって来た。
夜中、食べ過ぎた母はお腹が痛いと呻く。
疲れ、まだ怒りが収まらない私は、聞こえてても起きる事をしなかった。
トイレに寄った兄が、母のお腹をさすりながら、あんなに食べるからだよって、、、
私は母が、それまでほんの少ししか食べなくなった母が、一杯食べてくれるのが嬉しくって、、、
兄の母に対する態度を非難ばかりしていた私。
非難してばかりの私は、母がどうしたらいいのか、どうして欲しいのか、考えてなかったのかも。
自分だけの自己満足だったんだ。
今でも、あの時どうして直ぐに起きてなかったのか、お腹をさすらなかったのか、、
私の人間性を母が再認識させてくれた、最後に身を持って戒めてくれたのかな。
翌日母は元気になったように見え、私は兄との確執もあり家に帰った。
その翌日。朝6時前何時頃かは不明、母は一人で逝った。最後まで誰にも迷惑かけず、自分だけで逝ってしまった。
私の中の私は、まだ3年前と同じなんだ。
母が身を持って戒めてくれたのに。





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Last updated  2017年07月23日 12時21分19秒
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