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Dec 21, 2007
カテゴリ：鎌倉だより
東京近郊では最後に色づく 鎌倉の秋 訪れたのは2週間ほど前の日曜日（12月9日） いつものように 北鎌倉駅から円覚寺に向かいます 今年の鎌倉の紅葉は 木によって色づきがだいぶ違います 総門の前にあるモミジの色づきも いまひとつでした  それでも 三門（さんもん）の裏側にあるモミジは オレンジと赤に染まっていました   お寺には赤いモミジがよく似合います   仏殿の左手にある銀杏の黄葉も とても綺麗です   その木の下を通る坂道をのぼっていくと 円覚寺の塔頭のひとつ「龍隠庵」（りゅういんあん）があります ここからは円覚寺の伽藍を見渡せます 奥にみえる大きな建物が仏殿です 関東大震災で倒壊したため 1964年に戦国時代の図面をもとに 鉄筋コンクリートで再建されました 建設費は1億5000万円もかかったそうです その手前にある茅葺き屋根の建物は選仏場 1699年（元禄12）に建てらた坐禅修行の場です 右手には江戸時代に再建された大きな三門がみえます 赤い毛氈をしいたベンチに腰をおろして ご住職さまが用意してくださったお茶をいただき 鎌倉の秋をながめながらお弁当です(^^)  ここは混雑する休日でも訪れる人は少なく のんびりとすごせます もちろん綺麗なモミジも出迎えてくれます 幹に写るモミジの影に主題をしぼって狙えばよかったかな  ふたたび坂道をくだって 境内の谷の奥へと向かいます    いつもの年よりは美しさが欠けますが それでも透過光でみると美しさが際だちます 妙香池（みょうこうち）のほとりにいる青サギ  いつもじっとしているので置物のようです （禅寺だから瞑想にふけているのかな） 池の鯉がモミジの髪飾りをつけていたよ  まこべえ姫がコンデジで切り取った秋のひとコマです  谷の一番奥にある黄梅院  その一番奥にある 聖観世音菩薩をお参りしたら ふたたび三門に戻ります  鎌倉の秋  後半へと続きます  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Dec 22, 2007 12:11:24 AM
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