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カテゴリ:子どもの英語
市川 力 著の「英語を子どもに教えるな」を読んだ
タイトルから想像すると、「子どもに英語を教えることに大反対!」という 内容なのかな~と思ったんだけど、そうでもなかった。 帰国子女やインターナショナルスクールの子どもたちの事例、実態を考察し、 バイリンガルはそう簡単には育たないことを説明。 本当に必要なのはネイティブ並みの英語力ではなくて、結果的に正しく通じる 英語力と「中身」である。日本語で論理的に自分の考えを組み立て、 説得する力が大切だ。 英語も使える優れた知力と人格を備えた日本人を育てることが重要であり、 英語だけぺらぺらに話せても中身が「ぺらぺら」ではしょうがない、という。 そのために親ができることが10項目挙げてあった。 そのなかで、私でもできそうだと思ったこと。 それは日本語の絵本の読み聞かせ 今までも読み聞かせはしてきたけど、ポイントは「ゆっくり」 読むこと。 子どもの疑問に対してきちんと答え、聞く力・読む力を育てる。 質問する力も大切。 なるほど。どんどんページをめくらずに、こっちから質問したり して、親子で楽しい時間を共有する。 これならできそうだ。 どうしても英語を幼児期から与えたい親に向けてのメッセージが心に残った 親の役目は、生活の中にいつも英語が存在するような環境を整え、 子どもが英語に対して肯定的なイメージを持ち続けられるようにすること である。 親子が純粋に楽しんで対話しながら学ぶ習慣が存在するならば、「~なはず」 「~べき」ことは何もないのである。 コラムとして「良い教材ビデオの選び方」なんていうのもあったり、 巻末には早期教育やバイリンガル教育についてのブックガイドがあったり、 内容的にも中身の濃い本でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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