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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:読書ネタ
骸の爪 「ちゃいますよ、いくらあたしかて、いきなりそんな恐ろしいこと言いますかいな。むくろいうのは、丹波弁でもぐらのことです。あたしの生まれた京都の北の方では、そう呼ぶんですよ」(第四章 消える仏 p.182) 「ほれ、わしら朝から晩まで、山奥の、高い垣根に囲まれたこの瑞祥房で、こうして一年中暮らしとるやろ。そやから、わしがむくろなら、みんなむくろや、いうこっちゃ。――ここは、むくろの村や。むくろが爪をせかせか動かして、来る日も来る日も、仏さんを彫っとるのや」(第四章 消える仏 p.229) ということはタイトルの骸の爪はモグラの鑿ってことになるんだか、 ますます分からん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.25 19:24:10
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