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永田町で働くサラリーマンの読書日記(脱線多し)

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2011.01.15
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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:読書ネタ

向日葵の咲かない夏

「僕だけじゃない。誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか。自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしてるし、何かを忘れようとしているじゃないか」(本当の終わり p.443)

ってことで読了しました。
輪廻転生した虫や生き物と自在に会話できて、
死んだ人とコミュニケーションをとれる主人公ミチオ。

背の眼の真備は亡くした最愛の妻の霊に出会うために、
探求所を開設しているが、まだ実現していないのに対して
長編2作目の本作では、既に初七日で生まれ変わった人々と
コミュニケーションをとっている!

道尾秀介さんの作品には死者とどうやって再会するか、
その手法を根底に物語を作っている気がする。
実際に俺の亡くなったお袋が身近な生物に生まれ変わっても、
俺は気付けないのがとても残念だなってことで★★★★★で5つ!

好き嫌いが分かれる10歳の少年の主観をどれだけ楽しめるか、
が本作のポイントかな、と思う。結構きわどいミステリーです。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

この内容情報はちっとも本質を表していないので、あまり参考にならないな。
もっと深遠でネガティブな感情がドロドロしています!
そこがおもしろいんだけど、読了感はさほど爽やかではありませんので、ご注意を!





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最終更新日  2011.01.15 00:02:47
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