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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:読書ネタ
坂の上の雲(4) 「これは非常事態である」 とクロパトキンは机をたたいて叫んだというが当の黒木軍や奥軍は、それほど頭脳的な作戦行動をしていたわけでなく、ただ、無我夢中に攻めたてていたにすぎない。クロパトキンはつねに混乱した戦線のなかでみずからの敗けをみずから早期認定する人物であった。 (沙河 p.298) 日露戦争に勝ったっていうのは、ロシアが勝手に負けてくれたっていう要素が強い。 ガキの頃に習った授業じゃぁ日清日露戦争に勝って第二次大戦で負けた、 くらいしか覚えていないけど、日清日露と一括りにしているる点で、 近代史、特に日本の侵略戦争に対する国としての教育方針というか、 日教組なのか文科省なのか・・・ ま、十代の若造に何を言ってもどう理解するかわからないから、危うい思想を 持たれるよりはさらっと流しているってことかもしれないけど、 明治の勢いと日清戦争、日露戦争の当時の空気が伝わる授業だったら、 断然面白く勉強できたのになぁ、って思った。 幕末~明治維新、日清戦争、日露戦争、大正デモクラシー、関東大震災、第二次大戦 連合軍占領、高度経済成長、バブル経済、バブル崩壊、失われた10年、リーマンショック 一度系統だって受けてみたい授業だ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.21 00:45:37
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