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カテゴリ:読書ネタ
坂の上の雲(5) ステッセルは、たしかに有能とは言いがたかった。 無能な指揮官が、その無能さを隠蔽するために、みずから風紀委員になったように軍規風紀のことばかりをやかましくいう例は軍隊社会にふんだんにみられるが、ステッセルもそうであった。 (水師営 p.253) 会社組織の成り立ちが軍隊組織をベースにしているっていう点で、 無能な上司が会社の規則に事ばかり部下に文句を言って、 業績に結び付くようなアドバイスが全くできないっていうのは、 身に染みて感じる2011年。 会社組織で求められる有能さは、その時代や社外環境に応じて、 刻々と変化する訳だけども、ダメな上司に共通するのは、 変化への柔軟性に乏しい っていうてんじゃなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.29 00:24:42
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