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永田町で働くサラリーマンの読書日記(脱線多し)

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2011.12.30
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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:読書ネタ

坂の上の雲(5)

室内だが、暖炉の火がおとろえ、温度は零度にちかい。白井中佐は外套を肩にかけ、書状を石油ランプの下にもって行って、ひろげた・
英文である。
最初に目に入った文字は、
「capitulation(降伏)」
ということばであった。
~中略~
有賀長雄は一読して、
「降伏申し入れです。まちがいございません」
と、このみじかい文章をまず英語で音読し次いで日本語に訳した。
驚嘆すべきことは、有賀が訳しおわったあとも、みな一語も発しなかったことである。
(水師営 p.295)

日露戦争のターニングポイント。
旅順陥落の瞬間。
乃木希典以下幕僚は勝利を噛み締めるでもなく、大騒ぎするでもなく、
ただ英霊への鎮魂を心に刻んでいる
という司馬描写がドラマティック感を相当盛り上げていると思う。

実際、一人くらいは歯を見せていると思うけどなぁ。





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最終更新日  2011.12.30 03:02:01
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