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永田町で働くサラリーマンの読書日記(脱線多し)

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2012.01.17
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カテゴリ:読書ネタ

坂の上の雲(6)

――戦争がおわればなにをしたいか。
という問いに対し、乃木は、
「もし生きて帰れるなら、故郷の長州に帰って隠退するつもりです」
と答えた。おなじ問いをハミルトンが第一軍の黒木に発したとき、黒木は「故郷の薩摩に帰って」とはいわなかったが、「なるべく世間からひっこんで邪魔にならぬように暮らします」
と乃木と似たようなことをいった。さらに黒木は、
「この戦争に勝てば世間は軍人をもてはやすでしょう。しかし世間というものはすぐにわすれます。泡沫のような騒ぎや名声に有頂天になるには、私は齢をとりすぎています。どの国へ行っても、軍人というのはうんとあまやかされているか、すっかり忘れられているという存在であることを知っています」
と、いった。
(乃木軍の北進 p.262)

日露戦争といえば、東郷か乃木か、って感じだけど、黒木、カッコいい!
軍人でも芸人でも、有頂天になれる時間は短いってコトだ。

それにしても『泡沫のような』。バブルがこんな明治のころからあったってのがスゴい?





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最終更新日  2012.01.17 00:25:01
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