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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:読書ネタ
坂の上の雲(7) ウドサァになるための最大の資格は、もっとも有能な配下を抜擢してそれに仕事を自由にやらせ、最後の責任だけは自分がとるということであった。 西郷隆盛の弟の従道も、兄と同型のウドサァであった。かれは西郷の京都奔走中のころ、大山とともに西郷の智略方面の謀士をつとめたほどだったから、小才のよほどまわるところがあったが、明治の大官になるとウドサァになって、配下をして能力を出しきらせることのみを考えた。 (退却 p.187) 部下に好き勝手やらせて、こけたら面倒を見るっていうマネジメント。 胆力が要るし、資質を見抜く眼力もいる。 実際にそんな上司がいたら、やってるほうはモチベートされるよな。 見たことないけど・・・ ま、国の大官が務まる能力ってことで、そこらの会社にゴロゴロいるような 才能ではないってことだな。見たことないわけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.22 00:52:58
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