不思議な鳥
カササギという鳥がいる。名前はわりと有名かもしれない。でも、見たことのある人、姿が思い浮かぶ人はそうそういないだろう。それもそのはず、この鳥は、九州の有明海沿岸付近など、ごくごく限られた地域にしかいないのだ。今日は仕事でこのあたりをうろついていたのだが、こんな狭い範囲でしか見られないにもかかわらず、その一方で、この範囲内では当たり前のようにあちこちでたくさん見られる。なぜこういう分布をしているのだろう??鳥なんだから、移動しようと思えば移動できる。なのに、なぜこの狭い範囲にしかいないんだろう?たしかに、気温やエサやら競争者やら、なんやかやで簡単に分布域が変えられる訳ではないけれど、それにしても、いくらなんでも狭すぎやしないかい?この地域を訪れ、この鳥を見るといつもそう思う。ちなみに、今日はひさびさに「タゲリ」も見た。なかなか美しい鳥である。興味のある方は、あわせて検索されてみてはいかが?