風景に呼ばれる
出張帰りの電車。前々号の『風の旅人』を読んでいた(前号を読み終える前にまた次号が届きそうだ(笑))。それなりに紙面に集中しているハズなのに、電車が川を横切るとき、ふと車窓に目が行く。水に「呼ばれる」というネタは以前も日記に書いたかもしれない(ライコスの時か?)。特に水はそうだけれど、それ以外にも、何かに「呼ばれる」ことはたまにある。鳥とか、生き物系は多いかな?今日は、車窓の風景がそうだった。ずっと紙面を見ているのに、ふと顔を上げると車窓に素敵な夕暮れの空が広がっている。あるいは、豊かな森林が迫っている。鹿の群れが草を食んでいる。鹿の側で、キツネがはねている。こういうものに「呼ばれる」のは、けっこう嬉しい。家の最寄駅に着き、地下鉄を出るとものすごい雷雨だった。スーパーで夕食の食材を買い込み、小走りにマンションにたどり着いた。実はこの部屋(9F)に住み始めてから、ひそかに心待ちにしていたことがあった。そう、この部屋から雷を眺めたい、ということである。今日はスゴかった。何本の美しく立派な稲妻を見たことか!満足♪