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月人の徒然

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2004年10月の記事

全23件 (23件中 1-23件目)

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「親近感」というほどではないけれど

村上隆という人がいる。この人を「アーティスト」と呼んで良いのかどうかは微妙な気がしなくもないけれど、まぁ現代美術の世界の人ではある。まさか、速水御舟がテーマの今日の「日曜美術館」で、この人がゲストとは思わなかった。既成概念の破壊とか革新とか、そういうイメージで御舟を捉えてのゲスト選定ではあったのだろう。まぁ、それはそれで、観ている分には意外に違和感は無かった。内容はさて置き、番組のラスト近くで村上氏が、御舟とイチローを「似ている」と言ったのは驚いた。なぜならば、番組を見ながら私もそんなことを考えていたからだ。うーん。こういう一致の仕方をする、また、この人と一致する、というのはなんか微妙に複雑な気分であった。かつて日本画を勉強しながらも、ポップ･アート的な世界、というか、アートよりはビジネスに近い世界で現在活躍する彼。視野が広くて、分析力があって、他者に対しても自分に対してもシニカルな視点が、そして複雑な思いが、きっとあるに違いない。なんか、そんなこともちょっと考えてみてしまったりして・・・。遅く起きて、朝食を食べながらビデオにとったこの番組を見始めたら、他に見なければならなかった番組をつい見忘れてしまった・・・。

2004年10月31日

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帯に短したすきに長し

親にパソコンを買ってあげよう、と思っている。と思ったのだが、新品を与えてもあまり意味が無いので、自分で新品を買ってお古をあげようと思っている（笑）。そんなわけで、何を買おうか悩んだ今日。まだ決めていないけれど。最初は今のノートのバージョンアップくらいで良いや、と思っていたのだが、出費の割りにありがたみがないなぁと・・・。どうせ家でしか使わないし、それならデスクトップで大画面にして、今のTVの替わりにもしちゃおうかな、と。でも、チューナーにBSとかデジタル放送が無い・・・。んじゃ、やっぱり液晶TV＋安いノートか？　・・・それも無駄が多い。さーて、どうしよっかな？？

2004年10月30日

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カフェに作業着で

ミニシアター系の作品を上映してくれる「シアターキノ」という映画館が会社のすぐそばにある。ここでは映画はまだ数回しか見ていないが、かつて出張がてらに訪れたときに『この素晴らしき世界』を見ることが出来たのと、壁一杯に『ノスタルジア』のラストシーンが描かれているということで、多大な愛着を感じている。この映画館には、カフェが併設されている。ここのランチがけっこう好き。ボリュームは少ないかもしれないし、毎日通うというほどにメニューがある訳ではないけれど、品が良いのだ。今日は、上司や同僚たちとではなく、たまたま一人だったこともあって、なんとなくここで食べたい気分になった。なのだが、ちょっと問題があった。まぁ、カフェとはいってもあくまでカジュアルな店だからそれほど気にしなくても良かったのだが・・・。昨日からの出張のため、「作業着姿」だったんだよね（苦笑）。ラーメン屋とかだったらまさにぴったり、ってな格好。でも、ま、いっか、ということで・・・。ワンプレートに乗った玄米ご飯やら豆腐のチーズ挟み揚げやら豆サラダやらひじきやらを箸でちまちまと食べ、食後にコーヒーをすすり、店に置いてあった草間弥生展のカタログをぺらぺらとめくって・・・。どうしても、“ちまちま”とか“すすり”とか“ぺらぺら”という表現を付けたくなるような自虐的な気分が若干アリ（苦笑）。ま、でも、美味しかったデス。そう言えば、文化功労者に高野悦子さんが選ばれたんだそうですね。映画ファンとしては嬉しいですね。

2004年10月29日

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ぎ、銀世界（苦笑）

甘かった。確かに予報で「降る」とは言っていたものの、どうせ「舞う」程度だろう、とタカをくくっていた。なのに、朝起きたら・・・。「銀世界」げげげ（苦笑）。ニュースによれば、札幌での積雪は８ｃｍだとか。表通りの車道こそ路面が見えているものの、裏通りはシャーベット状。これは「夏タイヤ」の私の車は出せん、ということで、あわてて今日ご一緒する方に電話して「すいません、迎えに来てもらえませんか・・・」と。電話つながってよかった（笑）。まぁ、結果的には、長い道中、たくさん話が出来て良かった。怪我の功名というか何と言うか（笑）。・・・週末にはタイヤ替えよっと。

2004年10月27日

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恐ろしいことに

明日は自宅から車で出張なのだ。月末にはスタッドレスに履き替えようと思っていたのに、早くも札幌ですら明日は雪だとか・・・。んー、なんとかなるかな？？（苦笑）それにしても、先週までは夏物のスーツで過ごしていたのに、今週に入って急に、冬物どころかコートやマフラーが無いと寒いくらいだ。布団も冬物。そして、暖房もついにスイッチ・オン！体がついて行きませんな。喉が微妙に痛い気がするし、口内炎は出来てるし、唇は乾いている。要注意・・・。

2004年10月26日

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無知な善意

こういうことって、よくある。今日の新聞で目にした記事より。道内で「イトウを守る」と称する団体が、ドジョウとニジマスを川に放流したんだそうな。簡単な記事だったので詳しいことはわからない。ので、具体名を出して批判的なことを書くことはしない。ここで言いたいのは、知らないことの怖さと新聞社への苦言、といったところ。「イトウ」という魚は、北海道を代表するサケ科の淡水魚で、大きいものは１ｍを越すという日本最大級の淡水魚。生息数は減少していて、絶滅が危惧されている。それを守ろう、というのは良いことだ。問題は、やってる内容だ。まずもって、「放流」ということの問題がある。現状においては現状に対して適正な数しか住んでいないわけだから、そこに過度な数を住まわせようとしても無理がある。たとえば餌が足りなくなったり、病気が蔓延したり、他の生物種に悪影響を及ぼす可能性がある。生息できる環境を改善して自然に増えることを待つしか、根本的な解決策は無いわけである。放っておいたら完全に消えてしまう、ということを危惧して維持的な意味合いで放流するという場合においても、十分な注意が必要である。もともとそこに住んでいるものたちは、その場所に特有の遺伝的な特徴をもつ集団となっていることが、特に淡水魚では多い。こういうところに、同じ種とは言っても他の地域のものを持ってくると、“遺伝的な汚染”をもたらしてしまう。これは、放流が盛んに行われているホタルなどで顕著に起こった問題で、例えば地域によって光の明滅には特徴があったものが、放流によって混乱を引き起こしていることが知られている。以上はけっこう難しい問題だけれど、だいたいにおいてニジマスを放流するなんて、基本的な部分で間違っていて論外である。もともと日本にいなかった外来種であり、イトウとは競合の関係にすらあるのではないだろうか？こんなことをするとは無知もいいところで、「イトウを守る」なんて掲げる団体がやったなんてのは、笑えないジョークみたいだ。こんなことを「美談」のように報じつづける新聞各社にも、問題アリ、だ。もっとも新聞の場合は、無知で報じているならまだかわいげがあるかも。事実を知ってても、「読むほうが喜ぶ」ことを考えて報じている可能性もあるからね。無知な善意は時にメイワクでしかない、という典型的な例ですね、まったく。

2004年10月25日

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初雪

道北へ出張に行ってきた。現場ですぐ目の前に見える山の斜面には、うっすらと白いものが・・・。そう、昨日降った「初雪」である。は、早い・・・。でも、今日は天気がわりと良くてなにより。明日からまた天気が悪そうだから、日ごろの行いが良いのかな？（笑）それにしても、もう雪が降るんですねぇ・・・。いよいよ冬へ、かな？

2004年10月24日

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偉い方というのは

たいへんお世話にはなったけれど、それほど緊密なやり取りをさせていただいていた訳ではない、という、とある大学の偉い先生に久しぶりにご挨拶する機会があった。私なんか覚えていてくださるか微妙だな、どういう形でお世話になっていたかをお話すればなんとか思い出していただけるかな、というくらいのつもりで、いそいそと先生の前に顔を出したら、「おっ！」と即座に反応してくださった。これは、ちょっと嬉しい。偉い方に接するたびに思うのだけれど、こういう人たちはホントに良く人を覚えている。当たり前だけれど、やっぱり、そういうことって大事なんだよな。当たり前だけれど難しいこと・・・。いやいや、ホントに、私なんかを覚えていてくださってありがとうございました。

2004年10月22日

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寒くなってきた

ここのところ、「あ、寒いな」と思うことが多くなってきた。家から会社まで、外気にさらされることが少ないので、まだ夏物のスーツで過ごしているけれど、さすがにそろそろツラくなりそうな気配。木々の葉もだいぶ散ってきたし。街には、薄手とは言えコートを羽織る人の姿も目立つ。今日はカモ肉とねぎを買ってきて、茹でて食べた。安いけど、それなりに美味しかった。冬にかけてはこういうものが食べたくなるんじゃないだろか？レパートリーを開拓しなくては。ちなみに、カモ肉も味噌汁にしたアサリも、賞味期限ぎりぎりの半額の品であった（笑）。先日、上京した際に、東京も随分涼しくなったと感じた。朝などは、こちらで住んでいるマンションに比べ、一戸建ての隙間だらけの実家の方が寒かった（苦笑）。なんだか妙な感じだった・・・。

2004年10月21日

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経験によるコトバ

当初の予報では台風は北海道にまでまっすぐ向かっていたけれど、こちらの人たちは口をそろえて、「寒くなってきてるから来ないよー」と言っていた。その通りだった。うむむ。すごいものである。そう言えば、こちらのとある仕事先の地方では、今年のここまでの総雨量は600mm程度なんだそうだ。それも、冬の間に200mmは降っていたらしい。たびたびの台風ごとに、「降り始めからの総雨量は○00mm」なんて言うのと比べると、まさにケタ違い、という感じだ。ここは北海道なのである。またもやそれを実感・・・。＊みなさま、台風にはくれぐれもお気をつけ下さい。

2004年10月20日

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自腹で使うかは微妙だが

昨日は実家泊まり。今日は帯広出張。そんなわけで、朝一番の羽田発帯広行きの飛行機に乗った。起きたのは5時前である。はっきり言ってネムイ。実は今日の飛行機は、JALのJクラスという席。エコノミーより良い席。やっぱり、すごーく楽ちん。背もたれもあまりうしろを気にせず倒せるし、それに脚の方もふくらはぎの部分を乗せられるようになっていて、これがとってもありがたいのだ。おかげでぐっすり！（いや、エコノミーだってぐっすりのときは多々あるが（笑））ちなみに、この席を利用したのは、アップ･グレード券があったからである。自腹で使うかといわれると・・・微妙（笑）。でも、電車のグリーンとかに比べれば、安いような気もするけれど。とりあえず、まだ券が数枚残っているから、また帰京するときは使えるかも。でも、JALよりエアドゥの方が安いから、そっちを使いたくなるかもしれないけれどね（笑）。

2004年10月19日

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試行

旅での街歩きやら山歩きやらはさておき、汗をかくような運動をほとんどしていない。最後にまともな運動をしてから1年近く経ってしまった・・・。去年の12月のテニスで腰を痛めてしばらくしんどかったのと、北海道へ引っ越してきて運動をいっしょにする仲間がいなくなってしまったせいである。体を動かして汗をかくのはとても気持ちが良いし、逆にしばらくそういうことをしないでいると、体の中になんだか悪いモノが溜まっているような感じがしてすっきりしないものだ。会社の福利厚生でスポーツクラブの利用ができる、というので今日は試しに行ってきた。とりあえず、プールで泳いできた。シュノーケリングはやっているけれど、こんな風に泳ぐのはとっても久しぶり。まぁ、ちゃんと泳げるもんで、ちょっと安心。でも、最初の25mを泳いだあとは、首の後ろとか二の腕の裏側とかの筋肉がヘンにひきつって痛かった（苦笑）。そのあとは、体の使い方を気にしながらゆっくり泳いだので、そんなこともなかったけれど。結局、クロールと平泳ぎで25mを10本ちょっとかな？そんなもんで疲れた、というよりは、飽きた（苦笑）。やっぱりゲーム性がないとつまんないんだよなー。テニスとかバドミントンとか卓球がしたいよぅ～・・・。ま、でも、こんな感じで泳げるなら、会社帰りとかにでも寄れそうなので、運動不足解消が目的なら良いかも。実は、今日試したものはもう一つある。一人暮らしを始めて7年目であるが、それなりに自炊しているとはいえ、たいした料理はしていない。今日は、初めてムニエルをやってみた。サケに塩と胡椒をふって、小麦粉をまぶしてバターで焼くだけなんだけどね。小麦粉を使った料理は初めてじゃないかな？（笑）なかなか美味しく出来た。数少ないレパートリーの中で、これは定番になりそうだ。えへ。

2004年10月16日

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選曲者

最近では『アメリ』に使われていた曲がＴＶ番組に利用されることが多く、そのことで驚くことはなくなってきた。（とは言え、この前の○ロジェクトＸのように、○ォシュレットの開発過程を紹介する番組のあちこちで使うのはやめて欲しかった・・・）今日は夕飯を食べながら「地球ウォーカー」という番組を見ていた。内容はフランスのアンティーク業についてのものだったのだが、ここで耳に入ってきたのは『アメリ』の曲そのものではなく、同じ作曲家（ヤン・ティルセン）の別な曲だった。（ご本人にしてみれば「『アメリ』の曲じゃなくて・・・」みたいな言われ方はあまり喜ばしくないかもしれない）私としては「ほほぉ。そー来たか」という感想であった。（もしかしたら、『アメリ』がきっかけではなく、もともとヤン・ティルセンを知っていた上での選曲かもしれないけれど）驚いたのは次であった。なんと、『ふたりのベロニカ』の曲が流れてきたのだ。うーーーん。選曲する人って、ほんとにいろんな曲を知ってるんでしょうねぇ。たしかに、アンティークの話題にはぴったりの曲だわ。映画でも、そういう小物（人形だったかな？）が使われていたシーンだったしね。なんか、久しぶりに見たくなってしまった（笑）。しかし、こういうのって、どうしても目の前の番組の映像よりも、映画のシーンの方が思い出されて、意識がそちらへ行ってしまうのだよね。選曲者にとっては、こういう視聴者は想定外なんだろか？そういう意味では、あまりメジャーすぎる曲を使うのは良くないんだろな。（・・・ということは、こういう反応をしてしまう私の趣味ってどうなんだろ？（苦笑））

2004年10月15日

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気になる戦い

消化試合となったセ･リーグの試合とは違い、盛り上がっている戦いがある。（そう言えば、セ･リーグの年間最多安打がかかっていた某選手は、打率トップ維持を優先して試合に出ないままだったんだろうか？　イチロー君があれほどまでに見せてくれた“教訓”を、全く活かしていないと思う。ファンが何を楽しみにしているか、という視点が無いとしか思えない。経営者のみならず、現場も真摯に考えなければならないことが山ほどあるハズだ。古田氏一人が頑張ってるんじゃ可哀相・・・）合州国の大統領選が大詰めに近づきつつある。もともと私は選挙を見るのが好きだけれど、今回は他国とは言え興味津々。どうなるのかなぁ？TV討論では議論がかみ合わなかったらしいけれど、日本の国会の代表質問と同じですね・・・。質問に対する回答ではなく、論点をすりかえて自分に都合の良い話だけを主張する・・・そこらにいるワガママ人間といっしょやね（苦笑）。目標に対してどのように取組んでいくか、を説明するという意味では、ライブドアと楽天の話のほうが良い見本だと思う。政治家や政党も見習って欲しいですね。

2004年10月14日

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検査結果が示すのは・・・

今日は健康診断だった。いつもどおり、白血球数がやや平均を下回るものの、全体として特に問題なし、ということで、まずは安心。そして今日の話題。今回、初めて胃カメラを飲んだ（←“飲んだ”っていう表現はどうも好きでない）。よく、胃カメラを飲むのは「苦しい」と言われるらしいけれど、検査員に安定剤を勧められたのでそれを注射してもらったら、気がついた時には検査は終わっていた（笑）。それは良いのだけれど、問題は検査結果である。結果を説明してくれた先生は「心配するようなものじゃないけどねー」と前置きをしながらこう言った。「少し胃炎になってますね」はい。これを読んだあなた。どう思いました？「まぁぁ。やっぱり慣れない土地の新しい環境で、ストレスがたまっているのねぇ。かわいそうに・・・」（←　なぜか女性言葉・・・）そう思ってくれたあなた。ありがとうございます（合掌）。「へへ～んだ。暴飲暴食のツケにきまっとろーが！　自業自得ってもんだぜ！」（←　これを言いそうな人の顔が目に浮かぶ・・・）そう思ったあなた。反論の余地はございません（苦笑）。

2004年10月13日

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速水御舟

なんと！山種美術館で速水御舟展をやっているではありませんか！！「今年は北海道住まいだから、各地の美術館の年間スケジュールを調べてもしょうがないよなー」と、引越し前は思っていたのに、なぜか今年は東京で見たい展覧会が頻繁にあって、またそれにちゃんと気がついてしまう（苦笑）。今日、たまたま美術系の雑誌を見ていて見つけてしまった。こういうのも、大げさだけれど“運命”って感じがするんだよね。呼ばれる、というかなんと言うか。たまたま行った本屋、たまたま手にとった雑誌、たまたま開いたページ、なのに、この記事が目に飛び込んでくる。しかも、今やってる、ってんだから・・・。速水御舟と言えば、私の好きな美術家の中で５本指に入る。日本画で言えば、東山魁夷か速水御舟か、だ。速水御舟は、まさに“鬼才”と呼ぶにふさわしい人。かつて何度も行った茅場町から移転した、今の仮住まいの狭い“山種美術館”の展示状況を考えても、これは見逃したくない。なんとか行かないと（苦笑）。11年前に『炎舞』を見たときの衝撃は今でも忘れない。この絵は長谷川等伯の『松林図屏風』などと同様に、世界に誇れる「これぞ日本の」と言える美術品だと思うのである。誰もがとっつきやすいという作品世界ではないと思うけれど、それでも「オススメ」です。

2004年10月12日

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敗北感

土曜日に出張だったので、昨日・今日と、そのまま出歩いてきた。天気は今ひとつだったけれど、季節柄、景色を堪能してきた。上川にあるアンガス牧場というところ。十勝岳のあたり。通過途中の美瑛やら富良野やら三笠やら。雄大で美しい風景、色とりどりの紅葉。北海道ならでは、という感じ。標高の高いところでは、ダケカンバの白い幹と黄色い葉、針葉樹の深緑、笹の明るい緑がモザイク状になっていて、とてもきれい。通りすがりに目にする山や渓谷の赤や黄色の紅葉なんかは、本州だったらどこも“名所”になってしまうようなきれいさ。晴れてたら、なお一層きれいなんだろうな～。ちょっと残念ではあった。堪能したのは景色だけではない。何かって？決まっているではないですか。温泉ですよ、温泉。層雲峡での「黒岳の湯」の露天風呂。まずまず。十勝岳にある「吹上温泉」の露天風呂。熱い！！　けど、雰囲気はとっても良し。もうちょっとぬるかったら最高なんだけど。ちなみに、ココは有名な“秘湯”（矛盾してる・・・）で、まともな脱衣所すらない混浴。昨日の午後はあまりに混んでて入らなかったけど、今朝方行ったら空いてた。女性は一人いたけど、すぐ出て行ったので、あまり気にならず。よって、気持ちはゆっくりできた（笑）。あ、そうだそうだ、他にも堪能したものがあったんだ。え？　何かって？そんなの、食べ物に決まってるじゃないですか！（笑）（このネタを最後にしたのが意図的であるのは言うまでもない）土曜の夜はすてきな着物が良く似合うママさんのいる飲み屋で、美味しいお魚などなど。ホッケにツブ貝にカキにキンキにナメタガレイに焼き鳥に・・・（あと何だっけか？？）。昨日は昼前にアンガス牧場でプリンにチーズケーキ（「日々の視線」ページ参照のこと）、昼は上川町で有名なラーメン、夜は美馬牛のユースホステルで美味しいご飯（←お米、ってことね。あ、おかずも美味しかったけど）。今日は、帰りがけに紅葉と滝を見ながらきのこ汁。そしてお昼はなぜか、ドミニカ料理！　ドミニカですよ、ドミニカ。「どういうもの？」とか聞かないように（苦笑）。豚のバラ肉になにやらソースがかかっていて、ご飯と一緒に出てくる。んで、煮豆のスープにサラダ。コーヒーにドミニカのお菓子（コーンポタージュをムースにして焼いたような感じ、と言えば良いか？）。わかる？？　でも、美味しかった♪　しかも、これで全部で1050円。ここは近いから、また行って違うメニューを頼もうっと。ちなみに、今日のタイトルはここから。豚バラに添えてあった品があったんだけど、これが何かわからず。考えた挙句、「芋ですか？」（芋になにやらの味付けをして焼いているのでは？、と思ったのだ）と聞いたら、ドミニカ人のシェフの回答は「・・・バナナです」だった。我が味覚は信用できず・・・（苦笑）。

2004年10月11日

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「ラッキーな人」の趣味

乗ろうと思ったタクシーに、横で携帯電話もってしゃべってたねーちゃんに乗り込まれてしまった。仕方が無いので反転して別なタクシーに乗った。行き先を告げると、運ちゃんに、「（行って戻ってきてたけど）迷ったんですかー？」と聞かれたので、状況を説明した。すると、私は家までの距離がけっこうあったので、「あ、じゃあ私は（良いお客で）ラッキーだ！」と喜んでいた。お役に立って何よりです・・・。最近、タクシーでは運転手さんの名前や趣味を書いたプレートがかかっていることが多いが、この人の趣味は、「テレビ鑑賞」だって。何かもっと、こう・・・ねぇ（苦笑）。

2004年10月08日

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こういうつっこみはひねくれている？

天気予報を見ていた。台風がまた来ている。アナウンサーは言った。「最新の情報を見て早めの対策をしてください」ん？？「ん？」って思いません？思わない？どうですかね？私は、ちょっとヘンな感じ、って思ったのです。「早め」の対策をとれば、その根拠となった情報は、事態が差し迫るにつれて「古い」情報となってしまうのではなかろうか？それは“最新”の情報に基づく対策ではなくなってしまう・・・？いやいや、そういう意味でないのはわかっている。新しい情報を見て、すぐに対応してね、ということで、重要なのはそれを常に更新して繰り返す、ことですね。一度対策を採って安心してはいけない、と。だから、より正確に注意を喚起するなら、「“常に”最新の情報を見て、早めの対策をしてください」でなければならないわけだ。そんなことにこだわらなくても、意味は通じるって？それはそうかもしれないけれど、これはこれで重要な意味があるとも思ってしまう、私の性格なのである（苦笑）。

2004年10月07日

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パズルゲーム

なんだか、また仕事が忙しくなってきた（いや、別に普段ヒマという意味ではないが）。あれやこれやの予定を組んでいて、手帳がどんどん埋まっていく。まだ未定のものもたくさんあるというのに。日が足りません・・・。健康診断の設定日を他の人に替わってもらったけれど、それもまたはじき出されそうな勢いだ（苦笑）。

2004年10月06日

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半額の恩恵

スーパーで買い物をするとき、時間帯や賞味期限によって割引されているものに注意している。そう、世の中の多くの主婦と同じように。それはとっても大事なことだ！この前、定価で1,000円以上する焼肉用の牛肉（140gくらい）が、賞味期限ぎりぎり当日のために半額になっていたので買ってみた。普段は焼肉用って言ったってせいぜい○00円くらいのものしか買わないので、どの程度味が違うもんだろか、という興味もあったのだ。・・・全然違う。ここまで違うものとは思わなかった。美味しかった♪んだけれども、「じゃあ、定価で買って！」と言われたら・・・さすがにちょっと・・・。エンゲル係数が跳ね上がってしまう。そして今日。その肉の味が忘れられず、「また半額になってないかな～」という淡い期待を抱えてスーパーへ。「あった！！」そう。それでいくらかの幸せを手にすることができたわけです(笑)。

2004年10月04日

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なぜ気づく？！

どうして気がついてしまうんだろう。夕飯にブロッコリーを茹でて食べた。ブロッコリー。想像してください。マヨネーズをかけてあります。数センチサイズに切り分けて、盛ってあります。それをぱくぱく、と食べていたのです。そして、ふと、箸でつまんでまさに食べようとしたものの“茎”の部分に目が行きました。そして気がついてしまったのです。そこに「虫」のさなぎ状態のものが張り付いているのを・・・。何故気づく？？！！＞自分そんなものに気がつかなければ、食べてしまったって何も問題無いのに。気がついてしまったがゆえに、「う・・・」と思ってしまうじゃないか！実際問題として、そんな虫を食べたところで体に悪いことは無いし、かえって農薬が少ないくらいの方が良いはずだし・・・と頭では思う。でもねぇ・・・。それとは別に、拭い去りがたい“感覚”がやはりあって（苦笑）。その一コだけ、よけて食べました。それ以上、余計なことは考えずに（笑）。果たして摂取したブロッコリーの中に、微量の動物性たんぱく質が含まれていたか否かは、誰にもわかりません・・・。

2004年10月03日

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今日はイチローしかない！！！

いやぁ、感動した！厳密に言えば試合数がどうのこうの、というのはわかっているけれど、それでもやっぱり感動した。テレビ見てて良かった～。それはさすがに現場とは比べるべくも無いだろうけど、その瞬間を見ていられた、というのはほんとにラッキーだ。すごい。ほんとにすごい。なんかありきたりの中身の無い日記になってしまう（苦笑）。ちょっと違う観点で書いてみよう。イチローを見ていると思うことがあるのだ。それは、じつに「美しい」ということ。一つは、多くのスポーツ選手がそうであるように、目的のために研ぎ澄まされた“機能美”のようなもの。単に一つの動きだけではなく、打ってから走ってベースに達するまで、あるいは捕球に向けて走って捕って投げるまで、というような一連のもの。例えば、テニスのサンプラスのサーブ＆ボレー、Ｋ－１のホーストのロー＆ハイ・キックなどなど、趣は違っても“美しい”と思うのと同じような感じかもしれない。そしてもう一つは、これは“生き物”としての美しさ、だと思う。ある意味では機能美とも似通うかもしれないけれど、もう一つ次元の違うもののような気がする。野生の生き物たちは、単に色や模様がという意味ではなく、生きて動いている様がとても美しいと感じるものが多い。そう感じさせる理由は、実はとっても大事なことのような気がする。動物園の多くの動物は、活き活きしてないですよね。果たして我々は？？明日・明後日も、そして来シーズンもその後も、美しいイチロー君が見られると良いな。心身ともに元気で、頑張れ～！

2004年10月02日

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