想像力の限界
金曜の午前中のこと。木曜日、早朝から3時間かけて出かけた客先での午前10時開始の打合せ結果を踏まえ、3時間かけて会社に戻ってその日のうちに資料を直し、金曜午後の学識者打合せに備えていた。・・・はずだったのに、金曜の朝に客先から電話が入って、前日からまったく方針が変わったとのことで、急いで資料を直し始めていた。その最中。NB先輩がつかつかと近寄ってきて、こう仰った。「この前の“あれ”の“あそこ”はどうなった?」・・・。余裕のある状態なら違った反応をしたかもしれないけど、思わず言ってしまった。「なんちゅう日本語ですか?!」今月いっぱいで退社となっているMY先輩との長きにわたるつきあいと、この3年間の某お客さんとのやりとりの経験のおかげで、こういう「オレの言ってる内容はオマエは当然わかっているだろう」という前提の会話には慣れているつもりの私ではある。このNB先輩の発言も、意味はわかったので、上記苦情に続けて「●●あての企画書のことですね。MD顧問のご指摘を踏まえて直し中です」と即座に回答した。そして資料修正に戻ると・・・今度はNM先輩がやってきて、私の目の前の席のTくんについて、「今日は彼は?」という問いかけがあった。そう言えばメールが入っていたなと思いだして、「お通夜で休みらしいです」と答えると、NM先輩はこう仰った。「そうなんだ。“あそこ”に入れておいてよ」・・・。今になって思えば、余裕のある状態なら違っていたかもしれない。しかし、この時は、焦っていたせいもあったのだろう、意味がわからなかった。その前のNB先輩とのやりとりを終えたばかりだったせいもあり、「なんでみんな代名詞でしゃべるんですかぁ?(叫) 何をどこに入れれば良いんですか?(泣)」となってしまった。。。意味は、彼が休みということを、予定表に書いておいてよ、ということだった。やれやれ。ちなみに、資料の直しはなんとか終わり、昼前に無事に出かけることはできたけれど、3時間かけて出かけた先の学識者との打ち合わせの場でお客さん(私との対応窓口の人ではなくてもっとエライ人)が切り出した内容は、朝方に聞いていた指示とは似ても似つかないものだった。一度テーブルに置いた資料は、こそこそと回収してお蔵入りとなりました、、、という話は、金曜の夜か昨日にでも報告をしたかったのだけど、昨日は早朝から強風の寒い現場仕事だったので、今日になりました。疲れた一週間だった。。。