フィレンツェ
例によってこのタイミングで夏休みを頂きました。16年ぶり6回目のイタリア、19年ぶりのフィレンツェでした。(写真についてはこちらにアップします → https://sites.google.com/view/makotowatanabe)ここ数年、夏休みにどこに行こうかなと考えるたびに、久しぶりにイタリアに行きたいなという気持ちがありつつ、見送ってきました。正直、ここ数年は、気力・体力の衰えが激しく(苦笑)、移動が少なく、なるべくのんびり…というのがかなりの優先事項です。それで、今回は、そこそこ慣れたイタリア。空港から近いのに、中世の雰囲気がある適度な規模の街、近郊に行けば農村風景がある…という、フィレンツェに。前回は、ベルガモの姉の家に一旦寄って、電車でフィレンツェに入り、そこからシエナへバスで行き、主たる目的地であるサン・ガルガーノおよびバーニョ・ヴィニョーニへとレンタカーで向かったのでした。http://www5f.biglobe.ne.jp/~makotabi/toscana.htm「目的」は、タルコフスキー監督の『ノスタルジア』の撮影舞台を見ることでした。そのときのことはさておき。もう今は、あんな旅はムリだな、と思います(苦笑)。今回は、フィレンツェに2泊して、車で40分ほどの近郊のアグリツーリズモの宿で2泊して、またフィレンツェに戻って3泊という行程。アグリツーリズモの宿ではただのんびりして、フィレンツェでは街をぷらぷらして、どちらにおいても美味しいものを食べて、という…(笑)。イタリアは変わらないな、というのが一つの感想。例えば東京だったら、16年前と街の様子は相当に変わってますよね。京都だったらそこまででは無いかもしれないですが、フィレンツェでは少なくとも外観はほとんど変わってないです。すごいな、と思います。あとは変わってないなと思ったのは、電車の中でも携帯電話で平気でしゃべる人たち(苦笑)。それと、意外に、街中でタバコを吸う人たちの多さ。減ってるかと思ったらそうでもなくて、日本よりかなりひどい状態でした。例えば東南アジアの国に行くと、バイクにノーヘルで前後に子どもを乗せて信号無視して走ってる…という感じで文化?の差があったりしますが、やっぱり違うよなぁ、と思うわけです。そういうところは日本は良いなと思いますが、一方で、パチンコ屋とか風俗系の店のようなモノが、少なくとも見えるところには無いというあたりは、ずいぶんと…それと、やっぱりイタリアは平均的に食べ物が美味しいですね。あらためて思いました。ただそれでも、日本でいつもお世話になっている数軒のお店、しかもうちの近所(徒歩圏および電車数駅圏)の方が美味しいな、ということを再確認しましたが(笑)。やっぱり、ひいき目抜きに、日本は食べ物が美味しいです!結論はそこか(笑)。