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カテゴリ:音楽
今朝、NHK放送の「ピアニスト・辻井伸行▽バン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝までの道・・・・激動の20日間密着」を見た。前も密着取材の放送を確かTVでやってたと思うが、改めて感動した。これは、単に生まれつき全盲の人の成功物語では終わらない。
バン・クライバーンのピアノコンクールは、世界中から選りすぐられた若者のピアニストが競い合うコンクールであり、さらに楽団やカルテットとの協奏曲も課題になっていて、難関のコンクール。そのコンクールで見事優勝の快挙だった。 それは言うまでもなく彼の天才的な素質と努力の賜物なのだけれど、彼の両親が子どもの彼の背負ったハンディにもめげず、彼の素質を見出し、並々ならぬサポートをして支え続けてきたことが限りなく大きい。中には親子で挫折しそうになったこともあったに違いない。きっとそういう荒波にも乗り越えてきた大変な努力は並大抵のものではなかったのだろう・・。 番組で彼が弾く数々のピアノの美しい旋律は、録画のTVを通してでも、鳥肌が立つほど素晴らしかった。ファイナル審査の辻井さんの演奏が終わった後、客席はスタンディングオーベションで割れるような拍手喝采だった。ピアニスト辻井伸行さんは日本人として誇りに思う。 彼の素朴で、明るいキャラクターも素晴らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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