小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体による土地購入事件、何としても、検察に徹底捜査を願いたい。真っ正直に殆どの人が納税しているのに、政権与党の総理大臣や幹事長がこんなことで国民は納得出来るだろうか。民主党政権の支持率の如実な下降線はノーだと物語っている。
今国会の予算委員会質疑での最大野党自民党は、そういう大きな問題ありきの民主党政権をまだまだ追及できてはいなかったと言える。特に、先頭に立った谷垣総裁は見ていて、聞いていて歯痒いこと然り。新聞の記事によると、「わたしは相手にレッテルを貼ることが嫌いなんです・・」と言っているとか・・。野党の迫り方如何によっては世相も動かすという大事な国会の質疑なのに、何を気取った、お上品なことを言ってるのかと唖然とする。多少下品であっても、国民に訴え、賛同させることが出来るような説得力とインパクトが必要なのではないだろうか。
私的には一番、上手く攻められていたのでは・・と思うのは茂木氏の質疑。より具体的で判りやすい質疑だったと思う。(ただ、質問のレベルが高すぎて後ろでニヤニヤして野次を飛ばしたりむやみに(大臣に)拍手したりしているだけの多くの民主党議員に質疑の内容が理解できたのかどうか疑問だけれど・・。)
それにしても、何と言っても絶対通してはならない法案は、「永住外国人への地方参政権付与法案」だ。国益と誇りを持つ日本の為に自民党には阻止して貰いたい。
【主張】自民党大会 谷垣氏は戦う姿勢みせよ
2010.1.25 03:02
野党転落後、初の自民党大会で谷垣禎一総裁は「積極果敢に戦う」と結束を呼びかけたが、党員の胸にどれだけ響いただろうか。
党大会に参加した人々の頭には、先週の衆院予算委員会で、谷垣氏が鳩山由紀夫首相と直接対決した場面の印象が残っていたのではないか。
首相の偽装献金問題を攻め立てる絶好の機会を得たのに「今日はこのぐらいで」などと、与野党ともに肩すかしを食らうような中途半端な追及が目立った。迫力不足は否めない。参院選の候補者選定でも、毅然(きぜん)とした姿勢を示さず、谷垣氏の「顔」が見えない状態が続いている。
23日の全国幹事長会議では、地方代表から「もっと体を張って取り組んでほしい」といった谷垣氏への注文が相次いだ。離党者が相次ぎ、党内からも新党論が出ることへの不満が広がっている。
「政治とカネ」の問題などで鳩山内閣が失速しているのに、自民党が存在感を回復できないことへのいらだちも、指導力を欠く谷垣氏に向けられている。
党長老や実力者の排除論が出た昨年の総裁選で谷垣氏が選ばれたのは、党内融和が優先された結果でもある。だが、谷垣氏は党大会で「一部の人間が利益を分配して、内輪の権力闘争に明け暮れる自民党とは決別する」と言い切った。実力者の顔色をうかがうことはしないという意味なら、候補者選定など行動で示してほしい。
死にものぐるいで与党と対決し、参院選を少しでも優位に導くのが谷垣氏の役割だ。それが無理だというなら、戦いを待たず、党首の資格を問い直される事態も予想されよう。
一方、党大会で採択された「新綱領」は、保守政党の立場を明確にし、新憲法制定の必要性を打ち出した。天皇制尊重や「家族・地域社会・国」への帰属意識など「日本らしさ」を重視する立場を再確認したのは評価したい。
永住外国人への地方参政権付与法案について、石破茂政調会長が「拙速な法案成立に断固反対する」と表明したのは当然だ。これまで連立相手の公明党に配慮して、自民党らしさがなくなったことも支持層の離反を招いた。
鳩山内閣の政策には、地方参政権など国家主権や国益を損ないかねないものが多い。それをただすことは、政権奪回を目指す自民党の重大な責務である。
全く同感です!o( ̄O ̄)ノ