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カテゴリ:政治
今日のテーマにした『政局の流れ』、実際は政局は決して良い方向には流れていない。どちらかというと決して良くない方向へ流れて言っている懸念さえある。小沢幹事長資金問題の決着の在り方、それに伴う民主党政権の小沢氏幹事長留任、未だ保留のままの地位協定が抱える問題・・などなど・・。
そんな中、鳩山総理は民主党の仙石大臣の兼務を解き、枝野氏が行政刷新相に起用する意向を固めたと言う。これは何を意味するか・・?今朝の朝刊では、「内閣支持率が低下傾向にある中、内閣の布陣を強化し、政権浮揚を図る狙いがありそうだ」・・と論じられていた。無論そういう意図もあるだろうが、小沢氏と考え方もソリも合わないと言われていながらも、事業仕分けでもその実行力とインパクトで注目された枝野氏を大臣として取り込むことで、小沢氏資金問題での批判を格内外共に封じ込めようとする目論みを強く感じる。 大臣に指名されるまでは、党内のことも正すところは正そうとする意気込みも少しは感じられた民主党議員も居たのに、大臣という職を得た為にすっかりトーンダウンした人もいる。 そうなればいっそう民主党政権の自浄作用が低下するだろうに・・。 一方、自民党を離党して民主党へ入党したと言う田村耕太郎氏・・。何をかいわんやと言う感じ。「政治とカネ」問題で自民党離れして政権交代した民主党が自民党より輪を掛けた同問題で国民の批判も高まっているこの時期に、受け皿となって頑張らねばならない宿命の自民党を抜けて民主党に入るなんて・・全く信じられない背信的行動だ。田村氏のTVで述べている考えも、現実に沿わない理想論で、自民党の中でも浮いていた存在だったのかもしれない。故に空想主義の鳩山総理とウマが合うということなのか・・。いずれにしても小沢幹事長にとっては票の1票的存在しかないのではないか・・とも思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月10日 11時02分06秒
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